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高橋克典、連続刑事ドラマに初主演 非道な“ダーティーヒーロー像”に挑む

 俳優の高橋克典が、ABC・テレビ朝日系新ドラマ『悪党〜重犯罪捜査班』(来年1月放送開始 毎週金曜後9:00)で、連続刑事ドラマに初主演することが16日、わかった。事件解決のためなら手段を選ばない“凄(スゴ)ワル”刑事・富樫正義を演じる高橋は、刑事ドラマのタイトルに「悪党」がつくことに触れ「こういう時代に正直、いかがなものかと思った」と冗談交じりにコメント。今回表現する、非道な“ダーティーヒーロー像”については、12月上旬の「クランクインまでにじっくり考えていきたい」と期待をもたせた。

刑事モノの連ドラ初主演となる高橋克典 

刑事モノの連ドラ初主演となる高橋克典 

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 これまで高橋は、主演ドラマ『特命係長 只野仁』(テレビ朝日系)で、鍛え上げられた肉体美と共にド派手なアクションと2つの顔を持つ男を熱演。その一方、『同窓会〜ラブ・アゲイン症候群』(テレビ朝日系)では、黒木瞳演じる人妻を“大人の男”の魅力で惹きつけるなど、幅広い役を演じてきた。

 今回、高橋が演じるのは被害者の涙を見捨てず、法律スレスレの行動で犯人を追い詰めることで知られる『横浜港町警察署刑事課第四係』勤務の刑事。劇中では内山理名鈴木浩介平山浩行らが演じる“暗黙の絆”で結ばれたメンバーたちとチームを結成する。第1話では、若い女性の刺殺事件の犯人検挙を目指すべく、あり得ない逸脱行為をしながら独自捜査に着手。巨悪に対する弱者の怒りを彼らなりの“正義”の視点から、爽快に晴らす姿が描かれる。

 屈折した第四係の刑事たちの上司である、神奈川県警刑務部長役を演じるのは村上弘明。そして彼が送り込んだ真面目で正義感溢れるエリート係長役は小泉孝太郎が務める。様々な疑惑が浮上している第四係の行動を黙認している警部役には、梅沢富美男が名を連ねる。上司と部下がぶつかり合いながらも、事件解決を目指すドラマの脚本は、同局系『警視庁捜査一課9係』シリーズで知られる深沢正樹氏のオリジナル作品。1話完結スタイルで、謎解きとダークな展開による見ごたえのある人間ドラマを目指す。

 ここ数年、数々の刑事を題材にした連続ドラマが登場し話題を集めているが、高橋は「(同作も)その流れに便乗させて頂いて、たくさんの方に観て頂けたらと思っています」とアピール。共演者については「皆さんそれぞれが、個性的な魅力を持たれた方々ばかりなので、どんなチームが誕生するのか楽しみです」と語った。またプロデューサー・中込卓也氏は高橋はじめ“第四係メンバー”のキャスティングについて「悪さを漂わせながらも、強い正義を持った男は、高橋克典さんしかいないと思いました。(第四係の)ワルぶりをご堪能ください!」とコメントしている。



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