開催中の『第23回東京国際映画祭』で25日、俳優・仲村トオルの主演映画『行きずりの街』が特別招待作品として上映され、仲村をはじめ、共演の小西真奈美、南沢奈央、主題歌を担当する歌手のmeg、阪本順治監督らが舞台あいさつを行った。仲村のデビュー25年目、出演映画50本目にあたる同作の上映を祝って、登壇者一同は特製カクテルで乾杯。25年ものでアルコール度数50度のウィスキーベースのカクテルを一気に飲み干した仲村は「ファイヤー!」と上機嫌になり、お酒が苦手な小西も一口飲んで「美味ファイヤー」と顔を赤らめた。
同作は、志水辰夫の同名小説が原作のラブサスペンス。生徒と結婚したことが原因で都内の名門女子高を追われた元教師の波多野(仲村)は、その妻とも離婚し、現在は故郷で塾の講師として働いている。そんな波多野は姿を消した元教え子のゆかり(南沢)を探すため、12年ぶりに東京へと向かう。自分を学園から追放した男たちが事件にかかわっていることを知り、捜索の途中で元妻の雅子(小西真奈美)との再会を果たすが、波多野はさらなる事件の渦中に巻き込まれていく。
別れても相手のことを想い続ける男女が12年の空白を経て再会するストーリーに仲村は「僕は、結婚して15年になりますが、まったく変わらぬ気持ちでここにいます」と夫婦円満ぶりを強調。さらに「12年間も会っていない人を想い続けるというのは女性にとって、幸せなのか、不幸せなのかギリギリのことのでは? 忘れられない人がいるというのは女性にとって不幸せかもしれない」と持論を展開した。
一方、小西は「(異性に)モテる方は12年間にたくさんの人と出会うでしょうが、この人だ!という人に出会って、想い続けることができたら素敵な事だと思う」と運命の人との出会いへの憧れを吐露。同作で小西は、女子高生の雅子から12年後にクラブのママになったところまでを演じているが、これについては「ヘアメイクを工夫してクラブのママに扮した時に、監督から『イケてる』と言ってもらってホッとしたことが思い出されます。いままで自分でも見たことがないような自分が映画の中にいて、素敵に撮っていただけたことを感謝しています」と話していた。
映画『行きずりの街』は11月20日(土)より全国で公開される。
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同作は、志水辰夫の同名小説が原作のラブサスペンス。生徒と結婚したことが原因で都内の名門女子高を追われた元教師の波多野(仲村)は、その妻とも離婚し、現在は故郷で塾の講師として働いている。そんな波多野は姿を消した元教え子のゆかり(南沢)を探すため、12年ぶりに東京へと向かう。自分を学園から追放した男たちが事件にかかわっていることを知り、捜索の途中で元妻の雅子(小西真奈美)との再会を果たすが、波多野はさらなる事件の渦中に巻き込まれていく。
別れても相手のことを想い続ける男女が12年の空白を経て再会するストーリーに仲村は「僕は、結婚して15年になりますが、まったく変わらぬ気持ちでここにいます」と夫婦円満ぶりを強調。さらに「12年間も会っていない人を想い続けるというのは女性にとって、幸せなのか、不幸せなのかギリギリのことのでは? 忘れられない人がいるというのは女性にとって不幸せかもしれない」と持論を展開した。
一方、小西は「(異性に)モテる方は12年間にたくさんの人と出会うでしょうが、この人だ!という人に出会って、想い続けることができたら素敵な事だと思う」と運命の人との出会いへの憧れを吐露。同作で小西は、女子高生の雅子から12年後にクラブのママになったところまでを演じているが、これについては「ヘアメイクを工夫してクラブのママに扮した時に、監督から『イケてる』と言ってもらってホッとしたことが思い出されます。いままで自分でも見たことがないような自分が映画の中にいて、素敵に撮っていただけたことを感謝しています」と話していた。
映画『行きずりの街』は11月20日(土)より全国で公開される。
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2010/10/25