歌手の浜崎あゆみが11日、今年4月からスタートさせた全国ツアーの最終公演『ayumi hamasaki Rock’n’Roll Circus Tour FINAL 〜7days Special〜』を東京・代々木競技場第一体育館で迎えた。同所での7日間公演を完走し、ステージの最後にTM NETWORKの「SEVEN DAYS WAR」を歌唱中に思わず号泣。鳴り止まない拍手の中、ステージの中央にマイクを置くと、生声で「ありがとうございました！」と叫び、計40万人を動員したツアーを締めくくった。同公演は来春、3Dで劇場公開されることが決まった。

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　冒頭から終始観客を盛り上げた浜崎は、最新曲「Sweet Season」ほか、代表曲「evolution」「Boys ＆ Girls」など、メドレーを含む全28曲を歌唱。最新シングル「L」に収録されている「Virgin Road」では、自身7年ぶりとなるウエディングドレス姿で登場し50メートルのロングベールをつけウォーキングしたほか、約300個のバラを全身にあしらったドレスや白のバニーガール風超ミニドレスなど“衣装11変化”を披露し、集まった1万3千人の観客を魅了した。

　同公演の中で恒例となっていたアカペラコーナーでは、48thシングルの「blossom」や49thシングル「crossroad」を披露したほか、現在浜崎が出演中のソフトバンクモバイルCMを“全編再現”で初披露。ダンサーに“犬耳”と“犬鼻”を付け、“流しのAyu”名義でオリジナルソング「ただの雨」を歌唱するとかわいらしく照れる場面も。

　浜崎は先月29日に発売した50thシングル「L（Virgin Road/Sweet Season/Last angel）」が10/11付週間シングルランキングで首位に初登場。シングル連続首位記録を25作連続とし、松田聖子が「風は秋色/Eighteen」（1980年）から「旅立ちはフリージア」（1988年）まで24作連続で記録した「連続首位獲得作品数」の女性アーティスト部門、ソロアーティスト部門の記録を22年ぶりに更新している。