■調査結果

　2008年からスタートし、今回で第3回目となる『キングオブコント』（TBS系）。日本一の“コント師”の称号を目指し、若手から中堅、ベテランまでが競い合う同大会の決勝戦が、今月23日にいよいよ開催される。そこでORICON STYLEでは、すでに決定しているファイナリスト8組の中から、10代、20代の男女800人を対象に優勝者予想を実施。1位に名前が挙がったのは、昨年の同大会決勝戦で最下位の苦杯をなめた【ジャルジャル】。次いで2位には一昨年は決勝7位、昨年は準決勝で散った今大会最年長コンビ【TKO】、そして3位に決勝初出場の【ピース】が続いた。

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　第1回はバッファロー吾朗、翌年の第2回目は東京03が“真のコント王”としてその名を全国に知らしめた同大会。今年はTKO、ロッチ、ピース、キングオブコメディ、ジャルジャル、エレキコミック、ラバーガール、しずるの計8組（ネタ披露順）でその頂点を競う。

　　予想1位となったジャルジャルは、昨年女子高生が選ぶ『ネクストブレイクを期待する若手芸人』（ORICON STYLE調べ）で1位を獲得。今年は主演映画『ヒーローショー』も公開され、4月から冠番組『ゼッタイジャルっ！』（関西テレビ系）も放送がスタート。「勢いがあって、ネタも面白い！」（東京都/10代/女性）と、現在“最も勢いのあるコンビ”と支持されている。

　続いてコンビ結成22年目の中堅・TKOが2位に。ファイナリスト発表の場で「1年目の忘れ物を！」とリベンジを誓った2人には「今までの努力が開花しそう」（宮城県/10代/女性）や「若手に負けないでほしい」（三重県/20代/女性）など、その意気込みを後押しする声援が多数。2006年に5度目となる上京を果たし、コントやフリートークでその実力を見せつけてきた彼らに「そろそろ“東京進出成功”のタイトルをとって欲しい」（東京都/20代/男性）と、初優勝を願う声が届いている。

　3位には今年“よしもと男前ランキング”で10位に登場した綾部祐二と、“きもキャラ”で独特な笑いを誘う又吉直樹のコンビ・ピース。対象的な2人が織りなすコントには「又吉さんの不思議な世界観をぜひ見たい」（京都府/20代/男性）、「又吉さんの不のオーラが好き」（神奈川県/20代/女性）と意外（!?）にも又吉ファンが急増中だ。また世代別・10代の層では【ロッチ】が1位に（総合5位）。バラエティ番組『爆笑レッドシアター』（フジテレビ系）などで披露してきた起承転結が心地よいコントには「独特の世界観があるが、わかりやすく、シュール過ぎずでバランスがいい」（兵庫県/20代/男性）と定評がある。

　このほかにも強豪がひしめく大接戦を勝ち抜いてきたファイナリストたちには、それぞれを“優勝候補”として支持する思い入れの強い意見が多く寄せられた。ショーレースは“生もの”だけに、その優勝者を安易に予想することはできないが、賞金の1,000万円はもちろん“コント師”としての意地とプライドがせめぎ合う同大会。真のコント王の栄冠を手にするのはどのコンビなのか？ 俄然注目が高まる。ファイナリスト8組が繰り広げる『キングオブコント 2010』の放送は9月23日（木・祝）午後7時からTBS系にて生放送。司会は今年もダウンタウンが務める。



【調査概要】
調査時期：2010年9月6日（月）〜9月9日（木）
調査対象：合計800名（自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代・200代の男女／※お笑いに関心がある人）
調査地域：全国
調査方法：インターネット調査

>>過去の“キングオブコント”を振り返る
■第1回 決初進出者→→優勝者発表
■第2回 決勝進出者→→優勝者発表



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