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漫画家の藤子不二雄A(76)がこのほど、コミックエッセイ『PARマンの情熱的な日々 漫画家人生途中下車編』の発売記念サイン会を都内で行い、ORICON STYLEのインタビューに応じた。現在の漫画界について藤子Aは「とてもこんな漫画は描けないと思うような新しい漫画が出てきて、漫画の範囲が広がっていることが楽しい」と、その未来に期待を寄せる一方、自身の今後については「もう僕は年なんで、そろそろ引退して静かに暮らそうかなって思ってる」と冗談交じりに笑った。
漫画家より小説家になりたかった時代もあったという藤子Aは、以前からコミックエッセイを手がけたいという意向があり、今作について「読者からどんな反応があるか自分でも楽しみ」と自信をうかがわせる。「いろんな所に行くのに、A地点からB地点までまっすぐ行くっていうのが嫌いなの。必ず途中で横に逸れて脇道へ行って、そこで新しいものを見てね」とタイトルにもある“途中下車”の楽しみを語り、「プライベートのこととか旅行とか、いろんなところに行ったり、自分が体験したことを楽しく読んでもらえると嬉しい」と思い入れも強い。
長きにわたり活躍し続けていることには「たまたま偶然でしょうね」と謙そんしつつ、「原稿を書いて原稿料をもらえば漫画家だけど、続くという保証は何もない」。プロとしての厳しさやプライドをのぞかせながら、自らのこれまでを「ずっとうまく来たわけじゃなくて、失敗したりいろんなことがあった。幸い僕も76歳のすごいジジイなんだけど、今まで“なんとかかんとか”現役で続けてこられたのは非常に嬉しいこと」と満面の笑顔で振り返った。
現在の漫画界は取り巻く環境もずいぶん変わってきており、藤子Aは「どんどん新人の漫画家が出てきて、僕なんかはそれ見ると『えっ』ってビックリ仰天です」と目を丸くする。最後に今後の展望を聞くと「もう僕は年なんで、そろそろ引退して静かに暮らそうかなって思ってる(笑)。頑張って漫画を描くよりゴルフを毎日やりたい」と冗談めかして顔をほころばせた。
漫画家の藤子不二雄A(76)がこのほど、コミックエッセイ『PARマンの情熱的な日々 漫画家人生途中下車編』の発売記念サイン会を都内で行い、ORICON STYLEのインタビューに応じた。現在の漫画界について藤子Aは「とてもこんな漫画は描けないと思うような新しい漫画が出てきて、漫画の範囲が広がっていることが楽しい」と、その未来に期待を寄せる一方、自身の今後については「もう僕は年なんで、そろそろ引退して静かに暮らそうかなって思ってる」と冗談交じりに笑った。
漫画家より小説家になりたかった時代もあったという藤子Aは、以前からコミックエッセイを手がけたいという意向があり、今作について「読者からどんな反応があるか自分でも楽しみ」と自信をうかがわせる。「いろんな所に行くのに、A地点からB地点までまっすぐ行くっていうのが嫌いなの。必ず途中で横に逸れて脇道へ行って、そこで新しいものを見てね」とタイトルにもある“途中下車”の楽しみを語り、「プライベートのこととか旅行とか、いろんなところに行ったり、自分が体験したことを楽しく読んでもらえると嬉しい」と思い入れも強い。
長きにわたり活躍し続けていることには「たまたま偶然でしょうね」と謙そんしつつ、「原稿を書いて原稿料をもらえば漫画家だけど、続くという保証は何もない」。プロとしての厳しさやプライドをのぞかせながら、自らのこれまでを「ずっとうまく来たわけじゃなくて、失敗したりいろんなことがあった。幸い僕も76歳のすごいジジイなんだけど、今まで“なんとかかんとか”現役で続けてこられたのは非常に嬉しいこと」と満面の笑顔で振り返った。
現在の漫画界は取り巻く環境もずいぶん変わってきており、藤子Aは「どんどん新人の漫画家が出てきて、僕なんかはそれ見ると『えっ』ってビックリ仰天です」と目を丸くする。最後に今後の展望を聞くと「もう僕は年なんで、そろそろ引退して静かに暮らそうかなって思ってる(笑)。頑張って漫画を描くよりゴルフを毎日やりたい」と冗談めかして顔をほころばせた。
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2010/10/02