ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

榮倉奈々、映画『のぼうの城』で野村萬斎の相手役に! ヒロイン・甲斐姫役で時代劇初挑戦

■そのほかの最新写真ニュース一覧はこちら

 女優・榮倉奈々が来年公開の映画『のぼうの城』(犬童一心・樋口真嗣監督)のヒロイン役で戦国時代劇に初挑戦することが7日、わかった。7年ぶりの映画主演となる狂言師・野村萬斎が演じる主人公の“のぼう様”成田長親に、一途な想いを寄せる武蔵国忍城(現在の埼玉県行田市)の成田家当主・氏長の娘・甲斐姫役を務める。美しい外見を持ちながら、侍をも投げ飛ばす男勝りな一面を持つ、でくのぼう軍の紅一点を演じる榮倉は、撮影を前に18鞍におよぶ乗馬(1鞍30〜40分ほど)や合気道の練習を重ね、8月末の撮影初日からさっそく華麗な手綱さばきを披露。甲斐姫にまつわる歴史書も読破し、「黒澤明監督の作品を観たりしているうちに、すっかり戦国時代のファンになった」と語っている。

映画『のぼうの城』で甲斐姫を演じる榮倉奈々(C)2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ 

映画『のぼうの城』で甲斐姫を演じる榮倉奈々(C)2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ 

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 タイトルの「のぼう」とは「でくのぼう」の意味。家臣・領民から「のぼう様」と呼ばれ、慕われた忍城の城代家老・長親率いる“でくのぼう軍”わずか500人が、2万人の軍勢を率いた石田三成の水攻めに抗戦した史実に基づくストーリーが繰り広げられる。第29回城戸賞を受賞した作家・和田竜の書き下ろしオリジナル脚本で、犬童監督と樋口監督の“W監督”でも注目を集める。

 榮倉が演じる甲斐姫の美貌は、敵対する豊臣家からも一目置かれ、忍城の運命を左右するほどの存在だった。ほかの登場人物同様に実在の人物がモデルだが、榮倉は「時間を超えて、当時の世界に生きている感覚を味わい、のびのびとお芝居ができたらいいなと思っています」と意気込んでいる。

 同作は、北海道・苫小牧に、東京ドーム20個分の広大なオープンセットを建設。周囲を湖に囲まれた忍城を再現して、8月15日よりロケを行っている。ここに、主演の野村をはじめ、共演の佐藤浩市山口智充成宮寛貴らキャストが集結。榮倉も「実際、北海道の巨大なオープンセットに初めて足を踏み入れた瞬間、そのスケールの大きさにテンションがあがりました。緊張や不安よりも、楽しみ、ワクワク感でいっぱいになった」と話していた。出演者による苫小牧ロケは9月上旬まで、その後特撮用の撮影が10月下旬まで続く。

◆映画情報 最新映画ニュース一覧インタビュー バックナンバー

関連写真

  • 映画『のぼうの城』で甲斐姫を演じる榮倉奈々(C)2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ 
  • 甲斐姫の乗馬姿 映画『のぼうの城』より 2011年 全国超拡大ロードショー(C)2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ 

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索