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　漫談家の綾小路きみまろ（59）が7日、東京・学士会館で『スカパー！時代劇特集』宣伝奉行就任イベントにちょんまげ姿で出席。12月に還暦を迎えるきみまろは、今後の抱負を聞かれるも「夢はございません。ほとんど毛もございません」と自虐的にコメント。猛暑が続く今夏を振り返り「本当に大変で、（カツラを）投げ飛ばしたくなります。子ども手当の前に、ハゲ手当が欲しい」と切願した。

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　「昔ずっと引退してた（売れなかった）ので」引退は考えてないと話すきみまろは「ここまでやってこれたので、原点に戻る気力はありません。需要がなくなるときまで頑張ります」と笑い飛ばした。自身のカツラについても「（ちょんまげ姿の）外よりも、中のほうが酷いんです」と終始自虐ネタを連発。「自然体で生きたい」とも話したが、自身がカツラを常備していることに気付き「いつかはカツラをきちんと取って、みなさんにお詫びしたいと思います」と深々と頭を下げ、会場の笑いを誘っていた。

　スカパー！では9月から12月の4ヶ月間、名作時代劇を一挙放送。『必殺仕事人」『水戸黄門』をはじめ、テレビ初放送となる『火天の城』、時代劇映画『次郎長三国志』などが登場する。初めての奉行姿にきみまろは「いい思い出ができました。不思議な感じで見つめてます」と満足げな笑み。かねてより大好きだったという時代劇に“出演希望”の声も上げ、共演したい女優に「吉永小百合さん。吉永さんに食べさせてもらってる男役で」としっかり“夢”を語っていた。