• ホーム
  • 映画
  • 映画『ソラニン』の三木監督、浅野いにお作品の映画化に意欲

映画『ソラニン』の三木監督、浅野いにお作品の映画化に意欲

■その他の写真ニュースはこちら

 4月3日公開の映画『ソラニン』の試写会(アスミックエース、ヴィレッジヴァンガードオンライン共催)が15日、都内で行われ、観客とのティーチイン(質疑応答)に参加した三木孝浩監督が「もともと漫画が好きで、若い作家にも面白い漫画を書いている人がいっぱいいます。そういう人ともやってみたいし、浅野先生の別作品もやってみたいですね。『世界の終りと夜明け前』が大好きなのでぜひ映像化したいです」と浅野作品のさらなる映画化に意欲を示した。

 ティーチインに同席したヴィレッジヴァンガードオンラインの中本恵二さんによると、「原作の『ソラニン』は店舗で不動の人気がある作品」。人気漫画の実写映画化にはファンの賛否両論がつきものだが、原作のファンの1人として中本さんは「宮崎あおいさんがギターを弾いている時の真剣な表情は、演技を超えてかなり(役に)入っている。原作にかなり忠実で、なおかつ映画ならではのオリジナルエピソードもあって、原作を読んでいる人もそこを比較しながら楽しめる。一言でいえば、観てよかった」と絶賛。

 好評価にホッとした表情の三木監督は「原作が発表された当時(2005年〜2006年)よりも、もっと若者を取り巻く経済や社会が厳しくなっている。今回、2010年に映画化するにあたって、セリフは今の時代に合うようにフィットさせたり、少しずつですが意識してその変化が表れるように気をつけました」と原作との違いを説明した。

 映画の最大の魅力である劇中バンド・ロッチの楽曲には、ASIAN KUNG-FU GENERATIONを起用。その経緯を観客から問われた三木監督は「主人公のバンドマン・種田の想いを綴った『ソラニン』という曲が陰の主役だと思っていたので、キャスティングと同じくらい悩んだ」という。

 アジカンの後藤正文が原作漫画の世界観にインスパイアされて「ムスタング」(2008年、ミニアルバム『未だ見ぬ明日に』収録)を制作していたという情報とともに「実は、浅野さんが漫画のタイトルを『ソラニン』にしたのはアジカンのアルバム『ソルファ』(2004年10月発表)のタイトルを聞き間違えたのがきっかけだったと聞いている」と運命めいたエピソードが決め手になったことも明かした。

【2010年公開 映画特集】
テレビ発“THE MOVIE”作品目白押し
やってきた? 音楽映画ブーム
洋画の注目作品が続々と公開

◆関連ニュース 最新映画情報インタビュー特集


 ASIAN KUNG-FU GENERATION



関連写真

  • 左が三木孝浩監督、右はヴィレッジヴァンガードオンラインの中本恵二さん(C)ORICON DD inc. 
  • 宮崎あおい扮する主人公・芽衣子のライブシーン (C)浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会  写真:太田好治 

オリコントピックス