お笑いタレント・狩野英孝が、ミュージシャン“50TA（フィフティーエー）”として、2010年2月10日にアルバム『50TA』でデビューを果たすことが決定した。50TAは、テレビ朝日系バラエティ番組『ロンドンハーツ』の「CDデビューできる」というドッキリ企画で2回だまされており、今回ようやく念願を叶えることとなる。狩野は、23日付の自身のブログで「色々ありましたけど今度こそ、マジで発売致します(^w^) めちゃくちゃ嬉しいですo(^-^)o」と喜びを綴っている。

　50TAは、今年2月、ミュージシャン志望だった狩野をCDデビューさせるという『ロンハー』のドッキリ企画から誕生。CDデビューは叶わなかったものの、自らが作詞・作曲を手がけたユニークな楽曲は、着うた（R）として大ヒットした。また、10月に行った幕張メッセでのライブでは、抽選で5000人動員のところに40000人の応募が殺到。同ライブの模様は、11月に『ロンハーSP』でオンエアされ、後日そのディレクターズカット版が深夜に放送されるなど、大反響を呼んだ。

　デビューCDとなるアルバム『50TA』は、これまでに番組でオンエアされた「PERFECT LOVE」「インドの牛乳屋さん」「紅葉に抱かれて」「ヘビーメタルステーション」や、青木さやかによってリリースされた「ノコギリガール〜ひとりでトイレにいけるもん〜」などを収めたベスト盤的内容。さらに、未発表の「ゆびきりげんまん(仮)」を加えた全12曲が収録される。

　また、付属のDVDには、「50TA ラップ〜東京寄り道メロディ〜PV」や、幕張メッセでの「ノコギリガール」、六本木ヒルズアリーナでの「自分にハッピーバースデー」「PERFECT LOVE」などのライブ映像が収められる。