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医療制度のタブーに切り込む『孤高のメス』、堤真一主演で映画化決定

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 臓器移植、地域医療問題、脳死、医療ミスなど、現代社会が抱える医療問題に深く切り込んだ内容で話題を呼んだ大鐘稔彦氏の小説『孤高のメス』(幻冬舎文庫刊)が、俳優・堤真一の主演で映画化されることが1日わかった。堤は主人公の天才外科医・当麻鉄彦に挑む。ヒロインの看護士・中村浪子役は女優の夏川結衣が演じる。

 原作者の大鐘氏は、現職の医師でもあり、自らの体験を基に紡ぎ出した同小説は、2007年1月に全6巻シリーズで出版。映画では1989年、市民病院に当麻(堤)が赴任してくるところから始まり、“医療は患者の為だけにある”との信念を胸に、腐敗した病院体制と闘い続ける姿をドラマチックに描くとともに、当時は法律的にタブーとされていた臓器移植を巡る問題もテーマの1つとして取り上げる。

 堤は脚本を読んだ感想を「現代では失われがちな“父性”を主人公に感じ、多数派に属する事のないその姿勢に強く共感する事が出来ました」とコメント。夏川は「本格的医療を描いた、説得力のある台本。人の命を預かる看護士役を演じるのは初めてなので、監督の演出に身を委ね、新鮮な気持ちで新しい自分を発見したいと思います」と意気込みを語った。同作には、そのほか生瀬勝久柄本明吉沢悠成宮寛貴らが出演。監督は、過去に“医療事故”で大切な人を亡くした経験があり、「その怒りと悲しみをずっと忘れることはできない」と語る成島出が務める。

 映画『孤高のメス』は、2010年初夏全国劇場公開予定。



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