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　フジテレビ開局50周年記念『トレンディドラマ』DVD発売記者会見が28日、都内ホテルで行われ、1988年1月に“月9”枠で最初にスタートし、後に社会現象を巻き起こしたトレンディドラマ『君の瞳をタイホする！』で共演した俳優・陣内孝則、三上博史、浅野ゆう子が登壇した。陣内は「（『トレンディドラマ』は）死語になってしまったけど、“月9”という言葉は今も飛び交っていて。ブランドとして注目される最初の作品に出れて幸せ」と感慨深げ。また、3人によるトークでは当時の撮影の赤裸々エピソード満載で終始会場の笑いを誘った。

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　昨今のヒットドラマの礎を築いた『トレンディドラマ』に、浅野は「もう21年前になる。当時の時代を象徴していて、ドラマやバラエティの原点かなって思う」と振り返る。3人にとって同ドラマは欠かせない作品のようで、陣内は「この番組があったおかげで（自分が）認知された大事な作品」。三上も「良くも悪くも振り切ってやらせてもらえた。その後も様々な役をやらせてもらって、振り切れるのはこれがあるおかげ」と自身の俳優業においても礎を築いたようだ。

　会見では、今だから言える話も飛び交い、陣内は「二枚目は丁寧に撮られてた。僕と本木（雅弘）くんの照明の当たり具合が違ってた。ショックでしたよ……。三上くんにも浮き上がる照明が当たってたな」と恨み節。一方、三上は「陣内さん、（撮影中に）キレて帰ったことがある」と反撃するなど話題は尽きない。1988年放送のドラマ『抱きしめたい！』で浅野温子と共に“W浅野”として人気を博した浅野も「あっちゃんも私も難しい子だったから、（お互いに）気を遣いながらワイワイやったな〜」と目を細めた。

　最後に3人は、『君の瞳をタイホする！』で共演した柳葉敏郎を含めて、同ドラマの約20年後を描いた作品の製作を発案。浅野は「陣内さんが監督して企画したら面白そう！」と当時の余韻に浸りながら語り合っていた。

　DVD『君の瞳をタイホする！』と『抱きしめたい』は現在発売中。三上主演の脚本家・野島伸司の連ドラデビュー作『君が嘘をついた』は7月15日（水）、陣内主演の学園ラブコメディ『愛し合ってるかい！』は9月2日（水）に発売される。