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20世紀のファッション界をけん引してきたモードの帝王、故イヴ・サンローラン氏の“幻の絵本”『おてんばルル』が、ソニー・ミュージックエンタテインメントにより、世界に先駆けてアニメ化される。同作は、サンローラン氏が18歳の頃に描いた同名絵本が原作。近年は立体仕様、ブラックユーモアに満ちたストーリー、哲学的なテーマを扱った“大人が楽しむ絵本”が人気を呼んでいるが、若かりし頃のサンローラン氏が描いた同作も話題をふりまきそうだ。
同著はフランスで67年に出版された、サンローラン氏唯一の絵本作品。その後、長らく絶版になっていたが、02年にパリの雑貨店が部数限定発売したところ人気となり、03年には正式に復刻された。日本語版は06年に河出書房新書より発売(東野純子訳)。“128ページ・2940円”というボリューム、価格にもかかわらず評判を呼び、同社は5月に新装版(全3冊)の発売を決定した。
アニメは原作を忠実に再現しており、趣味はコスプレ、特技は“いけないポーズ”という、ちょっとポッチャリとしたおてんばな女の子“ルル”が主人公。破天荒でエネルギッシュな彼女が織りなすエスプリに富んだストーリーは決して子供向けではないが、人間の欲とエゴが物語のスパイスになった内容と、コケティッシュな映像が“大人向け絵本ファン”の心をくすぐりそうだ。
同アニメは東京メトロポリタンテレビ(MXテレビ)で4日(土)より放送。また、公式サイトでは待ち受け画面の無料配信を行う。
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20世紀のファッション界をけん引してきたモードの帝王、故イヴ・サンローラン氏の“幻の絵本”『おてんばルル』が、ソニー・ミュージックエンタテインメントにより、世界に先駆けてアニメ化される。同作は、サンローラン氏が18歳の頃に描いた同名絵本が原作。近年は立体仕様、ブラックユーモアに満ちたストーリー、哲学的なテーマを扱った“大人が楽しむ絵本”が人気を呼んでいるが、若かりし頃のサンローラン氏が描いた同作も話題をふりまきそうだ。
同著はフランスで67年に出版された、サンローラン氏唯一の絵本作品。その後、長らく絶版になっていたが、02年にパリの雑貨店が部数限定発売したところ人気となり、03年には正式に復刻された。日本語版は06年に河出書房新書より発売(東野純子訳)。“128ページ・2940円”というボリューム、価格にもかかわらず評判を呼び、同社は5月に新装版(全3冊)の発売を決定した。
アニメは原作を忠実に再現しており、趣味はコスプレ、特技は“いけないポーズ”という、ちょっとポッチャリとしたおてんばな女の子“ルル”が主人公。破天荒でエネルギッシュな彼女が織りなすエスプリに富んだストーリーは決して子供向けではないが、人間の欲とエゴが物語のスパイスになった内容と、コケティッシュな映像が“大人向け絵本ファン”の心をくすぐりそうだ。
同アニメは東京メトロポリタンテレビ(MXテレビ)で4日(土)より放送。また、公式サイトでは待ち受け画面の無料配信を行う。
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2009/04/03