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大河ドラマ『天地人』で長澤まさみ演じる役設定が急遽変更

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 俳優・妻夫木聡が主演のNHK大河ドラマ『天地人』の主要キャストである女優・長澤まさみ演じる初音が、戦国武将・真田幸村の“妹”から“姉”に、放送中にも関わらず急遽役設定が変更された。

長澤まさみ=『天地人』製作発表会見より 

長澤まさみ=『天地人』製作発表会見より 

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 初音は、妻夫木聡演じる主人公・直江兼続にとって、肉体関係を結ぶ“初めての女性”。当初は俳優・城田優演じる真田幸村の妹役という設定だったが、それでは兼続と幸村の年齢差から、初音が10歳以下で肉体関係を結んだことになってしまうという視聴者からの問合せにより、NHK側が対応。番組公式ホームページに掲載されている登場人物関係図も、28日(水)より初音の設定が“妹”から“姉”に変更された。これに対しNHK広報は「年齢設定の部分で混乱や誤解を招く恐れがあるので原作通りに戻しました」とコメントしている。

 そもそも初音は史実にはない架空のキャラクターで、小説家・火坂雅志の原作では、真田幸村の“姉”となっているが、ドラマでは“妹”という設定で制作が進められてきた。一説では、長澤が妻夫木、城田よりも実年齢が若いため、その年齢差から“妹”となったようだ。だが、天正元年(1573年)、兼続は14歳で初音と出会うが、幸村は兼続よりも3歳程度若く、初音が幸村の妹ならば、10歳未満となってしまう。倫理上の観点から、NHKも設定を変更せざる得なくなった。今後放送するにあたり、設定を変更したことにより撮り直しや再編集があるのかについては「あくまで人物関係図等での紹介で妹としていただけで、本編では触れてはいないので問題ございません」と語っている。

 史実に忠実であることと、ドラマとしてのエンターテインメント性は常に天秤に架けられる問題。時として50代の俳優が、史実では20代の戦国武将を演じることもよくあること。NHKとしては、10歳未満の性交を想定するのは不適切と判断し、今回の変更となった。



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