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中村獅童、離婚のとき亡き父から助言「芝居をやれ」…父・小川三喜雄さん通夜

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 今月11日に胃がんのため死去した元歌舞伎俳優で映画プロデューサーの小川三喜雄さんの通夜が16日(木)、東京・南青山の梅窓院観音堂で営まれ、喪主を務めた長男の中村獅童が取材に応じた。今年2月に元妻・竹内結子との離婚に際して心配されたことを明かし「常々『芝居でお返しするしかない』と言われた」としみじみと振り返った。今日17日の葬儀には出席せず、大阪で公演中の舞台『黒部の太陽』に予定通り出演する。

胃がんで死去した実父・小川三喜雄さんの通夜に参列した中村獅童 

胃がんで死去した実父・小川三喜雄さんの通夜に参列した中村獅童 

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 午後5時過ぎに報道陣の前に姿を見せた獅童はこれまでの経緯を説明。昨年末に病気が発覚するも、今年1月の浅草での公演には足を運んだという。その後、8月に医師から「3ヶ月持てばいい」と宣告されていたそうで、先月末、獅童が大阪へ舞台稽古に行く前に会ったのが最期となった。

 獅童は「親父は、36歳で出来の悪い僕をよく心配してくれた。離婚した時はよく『お前、1回死んだほうがいい』って言われましたね」と親子の会話があったという。その直後には「(離婚は)お前が決めたこと。仕事をしなさいと言われ、僕は芝居以外は何もできない。今のように舞台の仕事があるなら、これからも“獅童”の名をもっと大きなものにしたい」と気丈に語った。

 通夜には舘ひろし、中村勘三郎、八嶋智人、市川染五郎、中村吉右衛門ら450人の弔問客が訪れ、竹内をはじめ舞台で共演した辺見えみり、鈴木砂羽から花が贈られた。舞台で共演中の舘は弔問後、取材に応じ「全く何も知らなかった。(獅童が)舞台も元気に務められていましたし、親の死に目に会えない俳優業って辛いと思いました」と沈痛にコメント。

 生前、小川さんに可愛がってもらっていたという勘三郎も「親の死に目に会えないのは我々の仕事の宿命。でも、獅童くんは人知れず両親に俳優業で稼いだお金で実家の改築をしていましたし、ちゃんと親孝行していました。彼もいい奴なんで、これからも大丈夫だと思う」とコメントした。戒名は獅山院喜眞居士(しさんいんきしんこじ)。棺の中には大好きだったキャラメルと闘病中に愛用していたキティちゃんのクッションが納められた。

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  • 胃がんで死去した実父・小川三喜雄さんの通夜に参列した中村獅童 
  • 胃がんで死去した中村獅童の実父・小川三喜雄さんの通夜に参列した舘ひろし 
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