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“しゃべり”で視聴者獲得する関西の宮根、人気は関東へじわじわ

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 大阪・読売テレビ系『情報ライブ ミヤネ屋』(月〜金 昼1時55分〜)の司会を務めるフリーアナウンサー・宮根誠司がこのほど、ORICON STYLEの単独取材に応じ、本日1日(月)から関東地区(日本テレビ)での放送が1時間拡大される事に関して「もっと“ムチャクチャ感”を出して勝負する」とミヤネ流スタイルを貫くことを宣言。共演するタレント・北野誠も「気性がナニワのおばちゃんである“宮根株”は今が買いだ!」と断言、関東地区でさらなる視聴者獲得の様子が注目されそうだ。

『情報ライブ ミヤネ屋』のフリーアナウンサー・宮根誠司 

『情報ライブ ミヤネ屋』のフリーアナウンサー・宮根誠司 

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 今年3月のインタビューで「ニュース、芸能情報から派生する“トーク”を楽しんで欲しい」と語った宮根の言葉通り、しゃべりひとつで視聴者を釘付けにする“関西のお家芸”が功を奏し、4月以降の関東地区での月平均視聴率(同局調べ)は右肩上がり。4.1%から始まった4月から、7月には5.4%まで上昇。「特に、皇室ネタや社会的関心事には素早く対応するので、その強みを生かしている」(番組関係者)と独自のスタンスで突き進んだ結果が、実を結び始めた形となった。

 だが、当の本人は意外にも東京への“勢力拡大”の手ごたえをまだ掴めていないという。「毎週、ずっと住んでいる関西で同じ時間に生放送をやって、気がづけば1週間が過ぎている状況。相変わらず打ち合わせはしないですしね」と苦笑い。ただ、先日は黒子(AD)を急遽、画面に出演させたりと「スタッフには『あいつは、ムチャクチャしよるなぁ』と思わせつつ、緊張感を持ってオンエアに臨んでいる。東京から約600キロ離れていると、いい意味での“言い逃げ”もできる。僕は、庶民目線でやるからこそそこに本音があると信じてます」と語った。

 最近でこそ「ミヤネ屋のお陰で週末、地方のイベントの仕事が入ったりするようになった」とその“効果”を徐々に感じつつあるという宮根。その一方、当初関西ローカルで始まった番組が、全国に広がることで趣味、嗜好性が合致しないことが気になっているといい「ネタの好き嫌いはやっぱり地域で違う。それこそ、文化も異なるなかでいかに今のスタンスを貫けるかが今後の課題。(拡大で)ギャラは今のところ上がりませんが(笑)関西を代表する番組のMCとして、泥を塗らないように頑張りたい」と意気込んだ。

 今月15日(月・祝)に同局で放送の『第32回鳥人間コンテスト選手権大会』では、滑空機部門で著名人パイロットを務める。関係者も「宮根は本当に、努力だけでなく最強の運がある!」と太鼓判を押すほど、強運の持ち主だ。大阪・朝日放送の局アナ時代の宮根を知るタレント・北野誠は「はっきり言って宮根株は今が買いや!」とコメント。「彼は、他局のローカル情報番組で“朝は宮根から”という流れを作った男。目線も、大阪のおばちゃんやし、野次馬根性と好奇心旺盛な今の姿勢でいる限り、宮根株は高値安定やね」と、彼の実力を分析。自身も東京・名古屋・大阪でそれぞれレギュラー番組を抱えているが「いろんな視聴者がおられると思いますが、あんまりそんな事は気にせず、ありのままのおばちゃん気質出し続けて!」とエールを送った。



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