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舞台『鈍獣』が宮藤官九郎と浅野忠信の初タッグで映画化

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 岸田國士戯曲賞を受賞した舞台『鈍獣』が映画化されることが発表された。脚本は、脚本・演出家であり俳優としても活躍する宮藤官九郎が手がけ、『モンゴル』でのアカデミー賞外国語賞ノミネートも記憶に新しい俳優・浅野忠信が主演する。今回が初のタッグとなるふたりは、それぞれ「(鈍獣の役が)浅野忠信さんって…。すげえ観たい、怖いけど」(宮藤)「宮藤さんの脚本の仕事をしてみたいと思っていたためとても楽しみです」(浅野)とコメントしている。

宮藤官九郎 

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 『鈍獣』は、何度殺されても死なない鈍感な男が、自らを殺そうとする幼なじみたちを疑おうとせず、友達を求めて接するうちに、その幼なじみたちの心を変えていくというファンタジック・ミステリー。監督は、多くのCM賞を受賞する気鋭の映像作家・細野ひで晃が務める。

 細野に口説かれて脚本を手がけることになった宮藤は「2年前に『鈍獣』を映画化したいといわれ、最初どうかなーと思いました。もともと舞台作品だし、プロデュース公演だし、賞までもらったし、自分の中ではやり切った感あったし、正直断るつもりでした」と振り返る。その後、あきらめずに映画化のアイデアを次々に出してくる細野に根負けし「『待ちます』といわれ、じわじわと追い込まれて結局書いてしまったわけです」と語った。

 一方、今回が宮藤との初めての仕事になる浅野は「ドラマ『我輩は主婦である』を観てから宮藤さんの脚本の仕事をしてみたいと思っていたためとても楽しみです。その作品を同じ歳の細野監督とできるので近い感覚で取り組めると思っています」と意気込みを語っている。


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