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11年目の幕を開けるKinKi Kidsの新作『φ』

今年CDデビュー10周年を迎えたKinKi Kids がoricon style 11/26号に登場。ベスト盤『39』に続いて発表されたオリジナルアルバムの『φ』、そのタイトルに託した想い、光一と剛のふたりだから出来ること、11年目に向けての挑戦について語った。

過去の全9作品にはタイトルにアルファベットが付いていたが、新作のタイトルは『φ』。
「ほんとは普通に『J album』を出そうと思ったんですよ。でも10周年記念イベントがあって、改めて様々なチャレンジをしてきたなってことを感じて。ジャニーズでは初のデュオだったり、初の関西出身だったりするし。楽曲的にも新しい冒険を託されてた部分があると思うんですね。様々な人がデビューの日に向けて冒険をし、それに応えるべくがんばったふたりがいて、ついてきてくださった方がたくさんいて。

しかも堂本剛と堂本光一っていう、名前自体が珍しいふたりが出会ったっていう巡り合わせもあって。周りはどうしても剛と光一で分けたがる部分もあるんですけど、僕は常々、ふたりだからこそ作れるものがあると思ってて。僕たちからすると、CDデビューから10年ですけど、正式には13歳から15年以上お付き合いしてるわけですよ。だから、彼がなにを考えてるか、なにを思ってるかを分かる部分は大いにある。そんなふたりのことを”φ”という記号に託したというか。どこにも属さない集合体という意味で、”φ”という称号を手にに入れつつ、ふたりにしか出来ないことを世の中に放てるのは非常にいいなと思ったんです」(堂本剛)

久々の合作曲のほか、本格的にヒップホップを取り入れた曲など、今回のアルバムは多彩な楽曲と新しいトライアルが満載だ。

「いままでのKinKi Kidsの曲っていうのは、わかりやすくてキャッチーなものが多かったと思うんですけど、今回はそこにこだわっていないんですよね。だからもしかすると全体を通して聴いたときの最初の印象は、すんなりと入ってくる楽曲たちではないかもしれない。だけど、何度か聴いているうちに刺さってくるんじゃないかなって。なんでクセになるんだろう?って

あとは、ふたりのボーカルで楽曲を構成するっていうことですよね。それは以前からやりたかったことなんですよ。オケ自体はなるべく薄くして、ふたりのボーカルで音楽を表現するっていう。今回のアルバムにはそういう曲もいっぱい入ってて。いままでのKinKi Kidsの流れとはちょっと違うかなっていう印象を感じてもらえればなって。これから先の僕らに対する期待みたいなものも膨らんでほしいし。”KinKi Kidsってこんな曲も表現できるんだ”って」(堂本光一)

KinKi Kidsの表紙&ロングインタビュー、巻頭グラビアが目印のoricon style 11/26号は11月16日(金)発売。

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