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蚊取り線香、昭和の風情を平成に持ち込み根強い人気

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 猛暑の今年、蚊をはじめとする夏の虫たちも元気そのもの。蚊よけ対策として、今では様々なグッズが販売されているが、そんな中でも昭和のテイストあふれる蚊取り線香が今でも人気だという。中には、蚊・虫除けという目的だけでなく、夏らしさの演出に一役買っているという意見も。オリコンが行った「蚊、虫などに対する予防対策」の調査でわかった。

 一番人気だったのはコンセントなどにセットするだけで長期間効果が得られる「リキッドタイプ」の殺虫剤。「簡単」「手軽」「長時間長持ち」といったポイントを理由にあげる人が多かったほか「リキッドの方が、蚊取り線香より安全そうだから」(専門・大学生/女性/奈良県)「煙くさくならない。必要なときに電源ON/OFFができて、経済的」(20代社会人/男性/東京都)といった「蚊取り線香」と比較する意見も多かった。

 総合2位は「虫除けスプレー」。「外出する時は一番手軽だから」(中高校生/女性/埼玉県)「持ち運べるから」(20代社会人/女性/東京都)といったメリットをあげる人が多いのは妙に納得。ちなみに年代別では「中・高校生」と「専門・大学生」という若い層の間で第1位という結果に。やはりこの年代は夏休みも長く、外で遊ぶことが多いのだろう。

 そして総合3位に「蚊取り線香」。「においが好きだから。季節感を感じる物の一つとなっている」(20代社会人/男性/滋賀県)「昔ながらだけどあの匂いや煙が効きそうな感じがするから」(中高校生/女性/茨城県)といった、リキッドタイプ派には敬遠されていた“煙”に風情や季節感、効能まで感じる人が多いのが興味深い。さらには「『リキッドタイプ』も使ってるが、やはり何だかんだ言って、一番効く気がするから、風情があるから」(40代男性/栃木県)なんて断言する人までいた。

 また、虫除けという役目ではなく、風鈴同様、夏の風情を味わうために、日曜日の夕方から蚊取り線香を着けるなんて人までいる様子。昭和世代のお父さんをはじめ、女性よりも男性のほうが蚊取り線香を好む傾向にあり、男性のランキングでは2位という人気を見せた。

 蚊取り線香の役割は、蚊の撃退以外の目的も含めて、昭和から平成、20世紀から21世紀へ受け継がれていることがわかる。


(2007年8月17日〜8月21日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の、中・高校生、専門・大学生、20代社会人、30代、40代の社会人、男女各100人、合計1000人にインターネット調査したもの)




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