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例えば、「しなやかな体と心」を目指してピラティスを説いた、渡辺満里奈さんの「ピラティス道」。単なる筋トレのイメージが強かったピラティスを、優雅に楽しんで出来るエクササイズとして紹介し大ヒット中だ。まるでダンスを踊っているような感覚で出来るというのも、ファンが増えている理由のひとつだろう。
そして、9月26日に発売される、英国式のブートキャンプを紹介した「ブートキャンプエレガンス」にも注目。このワークアウトDVDは、アン・クラウザーという女性隊長のもと、ピラティスの動きにブートキャンプならではのステップやパンチなどを取り入れ、無理な動きもなく、美しいボディラインや綺麗な姿勢を演出する体幹部を鍛えるというもの。相当な運動量を必要とした「ビリーズブートキャンブ」に悲鳴をあげた女性入隊者にとっては、まさに「待ってました!」 といった内容のワークアウトDVDだ。
ブートキャンプのヒット以前から、引き続き人気の衰えないヨガも含めて、エクササイズ・ブームは、短期間集中型から、じっくり時間をかけて出来るものに移行している模様。さらにいえば、体を鍛えるためだけのエクササイズというよりも、趣味として楽しみながら出来るというところに重点が置かれるようにもなっている。
どうせ体を鍛えるなら、ただ苦しい、辛い、キツいだけのワークアウト方法よりも、健康のためにも長く続けたい。そんなユーザーの気持ちが、このブームの流れの中にも現れているのだろう。
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2007/08/26