YouTubeと権利者団体との協議、その後

YouTube、著作権侵害防止への対応を問われる一方、
パートナー企業も次々と名乗り


 米YouTubeとその親会社である米Googleの幹部らが来日し、日本の映像コンテンツの違法アップロードについて、日本の権利者団体及び放送事業者ら24団体/事業者と2度目の協議を行った。権利者側は8月2日に都内で会見を行い、YouTube側が講じている対策について一定の評価をする一方で、今年2月に行われた前回の協議以降現在まで違法アップロード行為が続いている事実を指摘し、準備中とされる著作権侵害防止システムの実用化までについても同社の責任のもと、速やかに対策を講じることを強く求めたとしている。

 一方のYouTube/Google側は今年6月にスタートしていたYouTube日本語版の事業説明会を権利者側の会見と同じ2日に開催した。この席で米Googleコンテント担当副社長のデビッド・ユン氏は、同社が現在、動画や音声を自動識別するフィンガープリント技術を用いた著作権侵害防止システムの開発に取り掛かっており、今秋の実用化を目指していることなどを改めて説明している。

 この事業説明会にはYouTube日本語版のパートナー企業も参加。スカイパーフェクト・コミュニケーションズは日本語版開始に合わせて公式チャンネル“skyperfectv”をYouTube内に開設し、サッカーやドラマなどの番組プロモーション映像を配信。東京メトロポリタンテレビジョンも7月12日から公式チャンネル“tokyo-mx”でニュースや都知事の会見映像などを配信しており、GDHも公式チャンネル“GONZO DOGA”を開設。吉本興業も“yoshi-motokogyo”“zzztv”という二つの公式チャンネルを開設し、それぞれ主にプロモーション映像の配信を行っている。一方、ミクシィは8月2日からmixiにおける日記にYouTubeの動画を表示する機能を実装している。


  

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