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20世紀を代表する作詞家・阿久悠さんが死去


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 病気療養中だった作家・作詞家の阿久悠(あく・ゆう=本名:深田公之)さんが8月1日(水)午前5時29分、尿管癌のため死去した。享年70歳。ヒット曲は数知れず、歌謡曲からアニメ・特撮ソング、プロ野球球団歌、演歌まで幅広く手がけた。20世紀最大の作詞家といっても過言でなく、昭和歌謡黄金期を牽引した偉大な作詞家だった。

 昭和40年代後半から50年代にかけてヒットチャートを席巻、1977/12/5付のオリコンシングルランキングではTOP100のうち実に16曲が阿久さんの作品となった(うち6曲がTOP20にランクイン)。阿久さんが手がけたシングルの総売上枚数は6,818万枚で歴代1位【表参照】。ランクイン総数511作(2007/8/6付現在)。

 日本レコード大賞は「また逢う日まで」(尾崎紀世彦)、「北の宿から」(都はるみ)、「勝手にしやがれ」(沢田研二)、「UFO」(ピンク・レディー)、「雨の慕情」(八代亜紀)の5回受賞。平成11年には紫綬褒章を受章。ペンネームの由来は「悪友」から。今年はちょうど作詞家生活40周年という節目の年だった。
 葬儀は近親者のみで行う。喪主は妻・深田雄子さん。後日「送る会」を開く。

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