ここ最近いわれているメガネ系ブームだが、その人気は衰えるところを知らず、エンターテインメント・シーンのさまざまな分野において形を変えて人気を集め、ヒットをみせている。今やお笑い芸人や俳優、アイドルのほか、スポーツ選手、アーティストにおいてもメガネが似合う、知的な魅力などの枕詞とともにメディアで紹介され、カテゴリのひとつのように取り上げられるケースも見受けられる。 　そんななかORICON STYLEでは、『メガネが似合う』男性有名人、女性有名人それぞれのランキングを発表した。そのランキングには、幅広いジャンルから多彩な顔ぶれがランクイン。演じる役柄から選ばれたタレントもおり、メガネが似合うイメージの今最も旬といえるそうそうたる顔ぶれ（！？）の有名人が名を連ねる興味深い結果となった。

　男性、女性有名人それぞれのランキング（総合）で堂々のトップに立ったのは、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)とアンジェラ・アキ。まさに今のエンタメシーンでの勢いを表している結果といえるだろう。
　藤森慎吾は、今のメディアでの露出の多さも去ることながら、「黒縁メガネの似合い方が普通じゃない」（東京都/20代社会人/女性）、「メガネをしていたほうがカッコいいから」（福島県/30代/女性）など、おしゃれにメガネをかけていることに加えて、メガネ芸人としての彼のインパクトが見事に訴求しての結果となる。「縁ありのメガネが似合ってカッコいい」（熊本県/中・高校生/男性）といった声もみられたが、女性からの圧倒的な支持を得ての1位ランクインとなった。

　女性ランキングでトップになったのは、昨年デビューしたばかりのシンガー・ソングライター、アンジェラ・アキ。メガネ姿でのピアノの弾き語りが知的な魅力を放つ彼女は、今年に入りテレビ情報番組などでクローズアップされたことやゲーム挿入歌でのファン層の拡大などがあり、一躍大ブレイク。「知的にみえる」「不思議な雰囲気をかもしだしている」「黒髪とよく似合っている」など、女性を中心に大きな支持を集めた。今やメガネ系の女性といえば、彼女が一番に思い浮かべられる存在となっている。

　一方、ランキングで目立つのが、お笑い芸人たちの上位ランクインだ。そのなかでも、いつもふたりでメガネをかけている姿が印象的なおぎやはぎはコンビで3位（総合：男性有名人）にランクイン。男性、女性の両方から支持を受け、メガネ芸人といえば彼らとの声も強い。『男性が選ぶ〜男性有名人ランキング』では、藤森慎吾の6位を上回り、3位にランクインしている。

　女性のお笑い系では、意外な強さをみせて光浦靖子が2位（女性：総合）にランクイン。「一番に思い浮かんだ」（大阪府/40代/女性）、「メガネがチャームポイントになっている一番のひと」（兵庫県/中・高校生/女性）、「勝負時にはいつもと違うフレームのメガネをかけている」（埼玉県/30代/女性）など、似合うということに加えて、彼女＝メガネというイメージが強いようで、女性からの支持が多く集まっている。

　そのほかお笑い系以外では、萌え系メガネアイドルとして人気急上昇中の時東ぁみ、『トリビアの泉』の司会やフジテレビ系ドラマスペシャル『HERO』でもおなじみの俳優、八嶋智人、テレビ情報番組でのコメンテーターとしての出演も目立つ高木美保などがランクインしている。


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（2006年7月7日〜7月11日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の中高生、専門・大学生、20代、30代、40代の男女、計1000人にインターネット調査したもの）

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