都内で開催中の「第35回東京国際映画祭」で10月31日、1988年に初公開された高橋伴明監督の映画『DOORデジタルリマスター版』が上映された。舞台あいさつに登壇した高橋監督と、主演を務めた監督の妻で俳優の高橋惠子が取材に応じた。 オリジナルのスーパー16mmフィルムはしばらく行方不明になっていたそうで、それが奇跡的に見つかり、ネガをスキャンしてデジタル化し、2Kでレストアされたもの。高橋監督は「2回目の誕生日のような気がしました」と、感慨深げ。 物語は、ごく普通の平凡な主婦が、ある出来事をきっかけに、セールスマンに執拗に狙われるサスペンス。主婦を高橋惠子、ストーカーになってしまうセールスマンを堤大二郎が演じている。
2022/10/31