俳優の吉沢亮が、10月スタートのフジテレビ系“月9”『PICU 小児集中治療室』(仮)(毎週月曜 後9:00)で主演を務めることが27日、決定した。北海道で生まれ育った27歳の小児科医・志子田武四郎(しこた・たけしろう)を演じる。吉沢にとって月9ドラマ初出演にして初主演、初の医師役と“初尽くし”となる。「普遍的なテーマになんの小細工もなく真っ正面から向き合う作品になると思います」と印象を語った。 PICU(読み:ピーアイシーユー)とはPediatric Intensive Care Unitの略称で小児専門の集中治療室のこと。高度かつ集中した治療が必要とされるおよそ15歳以下の子どもを対象にした、いわば“子どものためのICU”だ。PICUでは小児集中治療を専門とする医師や看護師が各専門分野の医療スタッフと連携し、搬送のタイムリミットと闘いながら、重篤な子どもの尊い命を救うために命懸けで治療に当たっている。日本は先進国でありながらも小児死亡率の高さが深刻な課題。日本各地でPICU開設が進んでいるが、今作の医療監修を務める日本小児救急医学会理事の浮山越史医師は「全国的に見ると不十分なところがあるのも事実」と語る。