韓国の13人組ボーイズグループ・SEVENTEENが27日、2年8ヶ月ぶり通算4枚目のフルアルバム『Face the Sun』を韓国で発売（日本発売は6月10日）し、リリース記念のグルーバル記者会見をオフライン＆オンラインで開催した。

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　前日の26日にデビュー7周年を迎えたSEVENTEENは、S.COUPS（エスクプス）、JEONGHAN（ジョンハン）、JOSHUA（ジョシュア）、JUN（ジュン）、HOSHI（ホシ）、WONWOO（ウォヌ）、WOOZI（ウジ）、THE 8（ディエイト）、MINGYU（ミンギュ）、DK（ドギョム）、SEUNGKWAN（スングァン）、VERNON（バーノン）、DINO（ディノ）の13人が勢ぞろい。統括リーダーのS.COUPSは「2年8ヶ月ぶりにフルアルバムで戻ってきました。再契約以降初めて、フルアルバムでお会いできてとても意義深いアルバムになると思います」と感慨深げにあいさつした

　MINGYUは「このアルバムはタイトルどおり、『太陽と向き合う』という意味です。僕たちSEVENTEENが、この世界で唯一でありとてもパワフルな太陽のよう存在になりたいという意気込み、野望を込めたアルバムです。新しい世界に向き合おうという希望のメッセージも伝えようと思っています」と言葉に力を込めた。

　タイトル曲「HOT」のMVも公開され、DKは「昇る太陽のように燃え上がるという強くて情熱的な抱負が込められた曲です。SEVENTEENならではの道を進みながら、今回の活動も“HOT”に最善を尽くして頑張りたいと思います」とタイトルに絡めて意気込み。振付についてはパフォーマンスチームのHOSHIが「見てくださる方々が快感を感じられるパフォーマンスを準備しました。多くの方々が真似しやすい振付も準備しました」、JUNも「腕を使ったパワフルな振付もたくさんあります」と紹介し、2人でポイントダンスも披露した。

　制作時のエピソードも振り返り、JEONGHANは「オフィシャルフォト撮影でバージョンごとにストーリーが異なるので、指輪をはめて撮るときと外して撮るときがあるんです。僕は撮影順が前のほうだったので、早く撮って帰ることができたんですが、指輪を外して撮る撮影ではめてしまったので、後回しになって最後に帰宅することになりました。メンバーにからかわれました」と苦笑い。

　JUNは「指輪に関しては、今つけているものはホワイトダイヤモンドなのですが、トレーラー映像ではSEVENTEENの“影”をお見せするために、ブラックダイヤモンドの指輪をつけています。その部分もご注目してください」と鑑賞ポイントを伝えた。

　トレーラー映像ではそれぞれの内面の影を表現したことについてSEUNGKWANは「SEVENTEENは昨日7周年を迎えました。長い間持っていたそれぞれの悩みをCARAT（SEVENTEENファン）の皆さんに率直に話したいと思いました。スタッフの皆さんもSEVENTEENはいつも明るくてさわやかなイメージだと考えてくださっていると思いますが、僕たちにも悩みはあったので、それを表現するべきではないかと思いました。それぞれのメンバーの感情や悩みをトレーラー映像に盛り込んでみました」と明かした。

　カムバック前にはメンバーたちが「I’m not SEVENTEEN anymore」と話す映像が公開され、ファンの間では「全員脱退ティザー」と話題になった。

　この映像の真意についてHOSHIは「“もう僕はSEVENTEENではない”という意味は、今までのイメージを脱ぎ捨て、より成熟した新しい姿を披露するという意味を盛り込んでいます」と説明した。

　SEUNGKWANは「ファンの皆さんが“脱退”という言葉を使われたのですが、これは僕たちにとってある意味誇りです。アイドルグループにとってはセンシティブに感じられる言葉だと思いますが、ファンの皆さんも僕たちも気楽に言及できる、それくらい僕たちは一緒だという想いが強いんです。可能性がない話なので、脱退なんてありえないことなので、軽く言及できるのかもしれません」と話していた。

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