アイドルグループ・AKB48向井地美音がキャプテンを務める新チームAが11日、東京・秋葉原のAKB48劇場で『重力シンパシー』公演初日を迎えた。 『重力シンパシー』公演はもともと、AKB48を題材としたパチンコ機『CRぱちんこAKB48』のオリジナル公演。前田敦子、大島優子ら元祖神7ら16人のメンバーからなる「チームサプライズ」がイベントで披露したことがあるものの、AKB48劇場の公演として行われるのは初となる。初日公演にはチームAメンバーのうち、向井地、本田、大竹ひとみ込山榛香千葉恵里中西智代梨福岡聖菜武藤小麟の8人がステージに立った。 新キャプテンの向井地は初日公演前のゲネプロで「なかなかやらないような曲もたくさんある『重力シンパシー』公演を私たちが初めてやっていくことで、向井地チームAの色をつけていけたらいいなと思って選びました」と胸を高鳴らせ、武藤は公演名とチーム名にかけて「皆さんを、『エー!』こんなパフォーマンスできるんだ、『エー!』こんなかっこいい一面があるんだと、びっくりさせるパフォーマンスをチームAのみんなでお届けしたいと思います」と意気込んだ。 チームAには、昨年4月末まで2年半にわたって日韓12人組ガールズグループ・IZ*ONEの活動に専念していた本田仁美(チーム8兼任)が移籍してきた。チーム8以外の通常公演に出演するのは初となった。 レッスン中には、メンバーの振付や動きを細かくチェックする“本田警察”が発動したことをメンバーが明かした。本田の先輩にあたる込山榛香も「つかまりまくっていた」というが、「すごく優しく教えてくれた。自分が間違えてると気づいていないところを、ひぃちゃんがめちゃくちゃ見つけてくれてありがたかった」と感謝した。 また、大竹ひとみは「みーおん(向井地)さんも、全体の見栄えや一人ひとりの振りのここがこう違うというところまで動画で確認して、次のレッスンのときに修正ポイントを伝えてくださって。そういうふうに助けてくださる先輩が近くにいて、キャプテンについていきたいなと思います」とにっこり。新チームAには初日公演には出演しなかった岡田奈々もいることから、込山は「ここに奈々さんが入るとやばくない?」と、今後は本田、向井地、岡田の“振付警察”の三重チェックが入ることに苦笑いしていた。 向井地は2019年からAKB48グループの総監督を務めているが、チームキャプテンとなるのは2013年に15期生として加入してから初となる。「総監督ではあるけどキャプテンではなかったときのほうが、どこまでチームのことに干渉していいのか、ひっぱっていく感じを出していいのかすごく悩んでいたので、逆に今回キャプテンになったことで、すごく楽しくやらせていただいています」と語った。

この記事の画像

  • AKB48劇場入口でAポーズを取る向井地チームA(左から)大竹ひとみ、込山榛香、福岡聖菜、向井地美音、本田仁美、千葉恵里、中西智代梨、武藤小麟 (C)AKB48
  • 『重力シンパシー』公演ゲネプロを行ったAKB48チームA(左から)向井地美音、本田仁美、千葉恵里 (C)ORICON NewS inc.
  • 『重力シンパシー』公演ゲネプロを行ったAKB48チームA (C)ORICON NewS inc.
  • 『重力シンパシー』公演ゲネプロを行ったAKB48チームA(左から)本田仁美、千葉恵里 (C)ORICON NewS inc.
  • 『重力シンパシー』公演ゲネプロを行ったAKB48チームA(左から)武藤小麟、千葉恵里、込山榛香 (C)ORICON NewS inc.
  • 『重力シンパシー』公演ゲネプロを行ったAKB48チームA(前列左から)福岡聖菜、向井地美音、本田仁美、千葉恵里(後列左から)大竹ひとみ、込山榛香、中西智代梨、武藤小麟 (C)ORICON NewS inc.
  • 『重力シンパシー』公演ゲネプロを行ったAKB48チームA・本田仁美 (C)ORICON NewS inc.

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索