北京五輪フィギュアスケート男子で4位入賞した羽生結弦(27)が14日、現地で会見を行った。10日のフリープログラムで4回転アクセルに挑んだ理由を、「僕の中に9歳の自分がいて、あいつが飛べってずっと言ってたんですよ」と明かした。 羽生は、自身の心の中に9歳の自分がいるとし、その自分に「今回のアクセルは何かほめてもらえたんですよね。(9歳の自分と)実は同じフォームなんですよ。ちょっと大きくなっただけで」と言い、過去の自分と「一緒に飛んだんですよね」と表現した。また、「最後に壁の上で手を伸ばしてたのは9歳の自分自身だったな。その手をとって一緒に登ったなという感触があった」としみじみ語り、自身の演技に「納得できている」と胸を張った。
2022/02/14