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西島秀俊主演、村上春樹の短編を映画化した濱口竜介監督の映画『ドライブ・マイ・カー』(公開中)が、「第56回全米批評家協会賞」にて、作品賞、監督賞(『ドライブ・マイ・カー』『偶然と想像』の2作品に対して)、脚本賞、主演男優賞(西島)の主要4部門を受賞した。現地時間8日(日本時間9日)に発表された。米最大の批評家協会である全米批評家協会賞にて、主演男優賞を日本人の西島が受賞したのはアジア初の快挙だ。作品賞も、日本映画では黒澤明監督の『乱』(1985年)以来となる(台湾・日本合作映画では、2000年に『ヤンヤン夏の想い出』が受賞)。 ちなみに、全米批評家協会賞の過去2年の作品賞受賞作には、アカデミー賞作品賞を受賞した、『ノマドランド』、『パラサイト 半地下の家族』と、どちらも同じ年のアカデミー賞で作品賞に輝いている。「第94回米国アカデミー賞」国際長編映画賞部門ショートリストにも選ばれている。

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