結成10年で『NHK紅白歌合戦』初出場を決めた4人組ダンスロックバンド・DISH//が、来年度の『第89回(2022年度)NHK全国学校音楽コンクール』(通称“Nコン”)中学校の部の課題曲を手がけることが26日、発表された。ボーカルの北村匠海が作詞、音楽プロデューサーで作詞・作曲家の西尾芳彦とDISH//が作曲を担当する。 Nコンは、全国の小中高生が参加する日本最大規模の合唱コンクール。毎年設定されるテーマを合わせ、新たな課題曲が書き下ろされている。来年度のテーマは、「声」。歌う、誰かと語らい心を通わせる。自分の思いを宣言する。“声”は自分を表現し、世界とつながる鍵(かぎ)となるものだ。ただ、新型コロナの感染拡大予防のため、大きな声を出さないように気をつけている今だからこそ、“声”の力を感じてほしいという願いも込められている。 なお、小学校の部の課題曲は詩人の谷川俊太郎、高等学校の部の課題曲は『君の膵臓をたべたい』、『青くて痛くて脆い』などで知られる小説家・住野よるが、それぞれが作詞を担当することも発表された。 課題曲の発表は来年3月、7月から地区コンクールが始まり、10月に全国コンクールを行う予定。

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  • DISH//『第89回(2022年度)NHK全国学校音楽コンクール』中学校の部、課題曲を担当
  • 詩人の谷川俊太郎『第89回(2022年度)NHK全国学校音楽コンクール』小学校の部、課題曲の作詞を担当(撮影:深堀瑞穂)
  • 小説家・住野よる『第89回(2022年度)NHK全国学校音楽コンクール』高等学校の部、課題曲の作詞を担当
  • 『第89回(2022年度)NHK全国学校音楽コンクール』中学校の部、課題曲をDISH//とともに作曲を担当する西尾芳彦

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