アイドルグループ・ZOCメンバーの巫まろ（かんなぎまろ）と音楽プロデューサーの渡辺淳之介氏が28日、「文春デジタル」で不倫が報じられたことを受け、ともにツイッターで謝罪した。また、ZOCの公式サイトと渡辺氏が代表を務める芸能事務所「WACK」の公式サイトでもコメントを発表した。

　「文春デジタル」は28日、妻帯者である渡辺氏と巫の不倫を報じた記事を配信。京都と大阪に旅行している2人の写真を多数掲載し、渡辺氏のコメントも報じていた。

　渡辺氏はツイッターで「この度は私事にてお騒がせしてしまい、大変申し訳ございません。そして、ZOCファンの皆様や、WACKをご支援いただいている関係者の皆様の思いを裏切るようなことをしてしまい、大変申し訳ございません」と謝罪し、「現在、妻とは以前から別居しており妻に全てを打ち明け、離婚協議中でありました」と明かした。

　続けて「そんな中とはいえ、今国の件は許されない事だと痛感し、重ねてお詫び申し上げます。私の家族や、巫まろ様、巫様の所属事務所の大森靖子様と少しでも活動に支障がでないよう、今後の対応を相談して参りたいと思っております」とつづった。

　巫も「この度は、ZOCファンの皆様や関係者の皆様のご支援を裏切るようなことをしてしまい、大変申し訳ございません。お仕事を通じ、渡辺さんと懇意になり、このようなお付き合いが到底許されることではなくご家族の方に不快な思いをさせてしまい、深くお詫び申し上げるとともに、私のあさはかな行動を反省いたします」と謝罪の言葉を重ねた。

　ZOCの公式サイト事務所の「TOKYO PINK」名義で「この度はZOCメンバー、巫まろの私事にて、お騒がせしてしまい大変申し訳ございません。本人に事実関係を確認した所、渡辺さんと懇意にしているとの事でした」と報道内容を認め、「渡辺さんが離婚協議中であるとは伺ったものの、お相手のご家族に対して、社会通念上許されない事だと本人も深く反省をしております」と謝罪。今後については「詳細を確認し、各所相談して参りたいと思っております」とした。

　WACK公式サイトでも「渡辺と巫さんとのお付き合いに関しまして、本人に事実関係を確認いたしました所、概ね事実だとわかりました。尚、渡辺の奥様とは離婚協議中との事です。今後、事実関係の詳細を確認致しまして、各所対応して参りたいと思います」と報告した。

　さらに、ZOCプロデューサーでシンガーソングライターの大森靖子もツイッターを更新し、「渡辺さんより、巫と懇意にしていることを以前より伺っており、一部メンバーもこの事実を知り、困惑しておりました。巫まろも大切なメンバーの一人ですが、他メンバーも私自身もZOCの活動に人生を賭けているため、ぶつかる事もありました」とこれまでの経緯を報告。

　続けて「渡辺さんのご家族や、ZOCファンの皆様、関係者の皆様、そして日々活動をともにしているメンバーに迷惑を掛けることのないよう向き合って参りましたが、このような事態になり、大変申し訳ございません」と深く謝罪した。

　巫は以前、アイドルグループ・アンジュルムの福田花音として活動。2015年11月に卒業し、20年1月に事務所を退社後、21年3月から巫まろとしてZOCに加入した。

　渡辺氏は人気グループ・BiSHやGANG PARADE、EMPiREが所属するWACKの代表・プロデューサー。豆柴の大群が誕生した『水曜日のダウンタウン』のオーディション企画には、自らも出演していた。