女優の加賀まりこ(77)が22日、都内で行われた映画『梅切らぬバカ』(11月12日公開)のトークイベントに出席した。
本作は、和島香太郎監督が脚本も手がけ、地域コミュニティとの不和や偏見といった問題を取り入れながら、母親・珠子(加賀)と自閉症を抱える息子・忠男(塚地武雅)が社会の中で生きていく姿、何気ない日常、その揺るぎない親子の絆をあたたかく丁寧に描いた作品。
劇中で自閉症の息子を温かく支える母親を柔らかく演じた加賀だが、プライベートでも18年間連れ添うパートナーの息子が自閉症を抱えているという。そんな中、本作のオファーを受け「私は自閉症の息子が近くにいますから、そんなに違う日常ではなかった。多分、私ならやれるかも知れないと思い、映画の中で淡々と日常がある中で、私が母として生きていられればいいなという思いで引き受けました」と回顧。
その思いを胸にしまい撮影に臨んだ加賀は「この映画を見て『(塚地演じる)忠さんを好きになって』と心の中で念じるのが私の役作りでした」と語りながら、観客に向けて「障害のある子は個性だと思っているんです。皆さんもそういう人に出会ったら、無理に手を差し伸べなくてもいい。ただほほ笑んであげてね」と呼びかけていた。
本作は、和島香太郎監督が脚本も手がけ、地域コミュニティとの不和や偏見といった問題を取り入れながら、母親・珠子(加賀)と自閉症を抱える息子・忠男(塚地武雅)が社会の中で生きていく姿、何気ない日常、その揺るぎない親子の絆をあたたかく丁寧に描いた作品。
劇中で自閉症の息子を温かく支える母親を柔らかく演じた加賀だが、プライベートでも18年間連れ添うパートナーの息子が自閉症を抱えているという。そんな中、本作のオファーを受け「私は自閉症の息子が近くにいますから、そんなに違う日常ではなかった。多分、私ならやれるかも知れないと思い、映画の中で淡々と日常がある中で、私が母として生きていられればいいなという思いで引き受けました」と回顧。
その思いを胸にしまい撮影に臨んだ加賀は「この映画を見て『(塚地演じる)忠さんを好きになって』と心の中で念じるのが私の役作りでした」と語りながら、観客に向けて「障害のある子は個性だと思っているんです。皆さんもそういう人に出会ったら、無理に手を差し伸べなくてもいい。ただほほ笑んであげてね」と呼びかけていた。
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2021/10/22