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『燃えよ剣』岡田准一&山田涼介、想い人と寄り添う切ない場面写真が公開

 人気グループ・V6岡田准一が主演する映画『燃えよ剣』(公開中)の新場面写真が19日、解禁された。公開されたのは岡田演じる土方歳三と、Hey! Say! JUMP山田涼介演じる沖田総司が、それぞれの想い人と寄り添うシーン。土方はお雪(柴咲コウ)、沖田は糸里(阿部純子)とともに静かに、心通わせる姿が美しく映し出される。

映画『燃えよ剣』に出演する(上段)柴咲コウ、岡田准一、(下段)阿部純子、山田涼介(C)『燃えよ剣』製作委員会

映画『燃えよ剣』に出演する(上段)柴咲コウ、岡田准一、(下段)阿部純子、山田涼介(C)『燃えよ剣』製作委員会

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 江戸時代末期。黒船来航後の激動の幕末を舞台に、わずか6年だけ存在した「新選組」の志士たちの生きざまを描く今作。時代の大きな変化の中、剣を手に命を燃やした志士たちの知られざる“愛”と“戦い”。鬼の副長・土方歳三と、「新選組」は、いかにして歴史に名を刻む“伝説”(レジェンド)となったのか―。そのすべてが今、スクリーンで明かされる。

 『新選組』としての誇りと信念を胸に、命を懸けた危険な戦いに身を投じる土方と沖田。写真では、そんな彼らが決して戦場では見せることのない表情を浮かべており、お雪と糸里に対する深い愛の絆を感じさせる。一方で、血に染まる沖田と彼を抱き寄せ涙を流す糸里の姿からは、激動の時代によって引き裂かれていく彼らの切ない運命の結末も予感させる。

 原作ではフィクションでありながら「司馬遼太郎先生にとって特別思い入れのあるキャラクター」と原田監督が明かす“お雪”を演じた柴咲は、運命の出会いを果たした土方とお雪について「人間の輝く部分とその裏側にある影の部分の両面で引かれ合うものがあったと思う」とコメント。土方を演じた岡田とは、あまり多くの言葉を交わすことはなかったものの、「(土方とお雪の)見えない絆というものがどんどん深まるようなお芝居だった」と充実した撮影当時を振り返っている。

 そんな柴咲に対し、原田眞人監督や岡田も「表情のニュアンスから繊細さと美しさをかもし出していて、すべての瞬間をお雪として生きていた」(監督)、「立ち姿もキレイで、現場ではいつも美しいと思っていた」(岡田)とそれぞれ絶賛。劇中で描かれる土方とお雪、沖田と糸里の愛の物語も見どころとなっている。

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