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松本潤×香川照之×杉咲花『99.9』劇中3ショット初公開 撮影初日から息ピッタリの掛け合い

 人気グループ・嵐の松本潤が主演する映画『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』(12月30日公開)。このほど松本演じる弁護士・深山、香川照之演じる敏腕弁護士・佐田、新ヒロインで新米弁護士・河野穂乃果役の杉咲花がそろった新場面写真が初公開され、3人での撮影初日の現場レポートが到着した。

映画『99.9 -刑事専門弁護士- THE MOVIE』(12月30日公開) (C)2021 『 99.9 THE MOVIE 』 製作委員会

映画『99.9 -刑事専門弁護士- THE MOVIE』(12月30日公開) (C)2021 『 99.9 THE MOVIE 』 製作委員会

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 2016年、18年に放送され大人気を博した松本主演のTBS系日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-』が初の映画化。個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンタテインメント。

 主人公・深山大翔を演じる松本にとっては映画版の撮影初日となる、ドラマでもおなじみの『斑目法律事務所』のシーン。深山のトレードマークの青いスーツ姿で現れると、あたりを見回して「懐かしい!」と言いながら爽やかな笑顔を見せる。そんな座長の明るい表情に、現場の士気も自然と高まる。

 この日は松本と香川、そして杉咲が初めてそろう重要な1日。今作で松本と初共演となる杉咲は、もともとドラマ版が好きで、現場に参加してみたいという思いがあったとか。香川とは親子役で過去に共演経験があり、今回は約6年ぶりの共演となる。「成長したなぁ」と目を細める香川に「またご一緒できるのがすごくうれしい」と喜ぶ杉咲。「初めての現場に飛び込む際に、香川さんがいらっしゃることで、ものすごく安心感がありました」とさっそく、現場にもなじんでいる様子。

 まず、この日の撮影シーンのリハーサルが開始。同シリーズの現場には毎回、台本以外に“割本”が用意されている。これは、監督がこれまでの撮影の状況やキャスト陣からの意見も参考にしつつ、カット割りや追加セリフを書き込んだ台本から、その日の撮影部分のみをコピーしてまとめた小冊子。撮影前に用意された台本から登場人物のやりとりが増えていたり、小ネタやギャグ、ストーリーをより伝わりやすくするためのセリフなどが加わっている。

 そこからさらにキャスト陣がセリフを膨らませ、時にはアドリブを交えながら、生き生きとテンポの良い掛け合いを展開。「(役者に)いかに気持ちよく演じてもらうかが大事」という木村ひさし監督は演出をつけつつ、キャスト陣の演技を楽しみ、アイディアもどんどん採用。適宜アレンジも加えたりと柔軟にタクトを振りながら『99.9』の世界観を作り出していく。

 ほどよい緊張感のなか、迎えた本番では、どのテイクでも深山と佐田、そして穂乃果も加わった3人の掛け合いが、監督のカットの声がかかるまでどこまでも続く。テイクごとに少し芝居が違ったり、セリフの言い回しが違ったりするが、どれも勢いがあある。どのテイクのどの部分をどこまで使うのか、監督や編集スタッフの腕の見せ所となるが、木村監督は「うまくつながるか不安はありますけど(笑)。でもいつもなんとかなっているから」と演技に制限をかけない。アイディアやアドリブが存分に活かされる現場で、当然のごとく役者陣のモチベーションも高い。

 撮影の合間には松本がスタッフに声をかける姿も。松本はドラマからのスタッフはもちろん、新たに参加するスタッフの名前もすべて把握済み。作品に関わっている人たちを、スタッフ・キャストの枠を超えて、チーム『99.9』のメンバーとして大切に思っているのだろう。「このチームで作品を作れることがすごくうれしい」と語る頼れる座長のもと、一致団結し、作品を作り上げている。

 解禁された場面写真はそんな初日から息ピッタリな3人による斑目法律事務所でのシーン。なにやらもの言いたげに書類を所長の佐田に見せる深山と、その書類を見て少し怪訝(けげん)な顔をしている佐田、深山の様子をそっとうかがう穂乃果の様子が収められている。シリーズおなじみの深山と佐田の掛け合いはもちろん、穂乃果の参加でどのような化学反応が待ち受けるのか期待が高まる一枚となっている。

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