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月9“医療シリーズ”が好調、『ラジエーションハウス2』初回満足度にみる視聴者の期待感

 10月に入り、続々と秋ドラマがスタートするなか、窪田正孝主演の月9『ラジエーションハウスII〜放射線科の診断レポート〜』(フジテレビ系)が最新のドラマ満足度調査(9月28日〜10月4日放送を対象)で、初回77Pt(100Pt満点)の好スタートを切った。医療系ドラマのシリーズ続編は、その人気を引き継いで初回から高評価を得ることが多いが、本作もまずはファンの期待にしっかりと応えたようだ。

『ラジエーションハウスII〜放射線科の診断レポート〜』(C)フジテレビ

『ラジエーションハウスII〜放射線科の診断レポート〜』(C)フジテレビ

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 本作は、医師資格を持つ放射線技師・五十嵐唯織(窪田)を主人公に、総合病院における個性豊かな放射線技師や放射線科医たちと、さまざまな事情を持つ患者の人生を描く人間ドラマ。2019年4月期の月9でシーズン1が放送され、これまであまりスポットが当たることのなかった放射線科を舞台にした心温まるストーリー性、キャスト陣の好演などが人気を得ていた。

 前作の初回満足度は53Pt。シーズン1の初回とあって様子見の視聴者も多かったが、その後は回を重ねるごとに右肩上がりで満足度を上昇。とくに8話目以降は80Pt台後半の高評価を維持し、最高90Pt、全12話の平均75.3Ptを記録。作品そのものの評価が高く、登場人物のキャラクターに好感を寄せる声も多数見られた。そして、2年を経て同じキャスト陣が集結したシーズン2となる本作は、前作初回満足度を大きく上回るポイントでのスタートとなった。

 視聴者からは「久しぶりのあの空気感がいい」、「再集結に懐かしさとワクワク感がある」といった声が多く寄せられた。前作の評判を踏まえると、今回も放送を重ねながら満足度を上昇させていきそうだ。

 なお、2020年10月〜2021年1月期に放送された『監察医 朝顔2』も、シーズン2の初回が90Ptと高数値を記録。医療系はもともと人気の高いジャンルだが、シリーズ続編でもしっかりと評価を受けていた。

『ラジエーションハウス』は、画像診断という新鮮な視点から、心温まる人間ドラマを丁寧に描いている。今後のストーリー展開でどこまで数値を伸ばしていくのか、期待したい。

●「ドラマ満足度ランキング」とは
「オリコン ドラマバリュー」をもとに集計。オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1〜20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。

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