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高藤直寿、金メダル獲得も柔道の基本“礼節”忘れず 正座で一礼に反響「感動」「ぐっときました」

 【東京五輪/柔道男子60キロ級/結果:金メダル】(24日、東京・日本武道館)

 リオ五輪銅メダルの高藤直寿(たかとう・なおひさ/28)が24日、東京・日本武道館で行われた柔道男子60キロ級の決勝で楊勇緯(台湾)と対戦し、延長戦の末に勝利した。今大会、日本勢初の金メダルを獲得。相手が3つ目の指導を受けて、高藤は反則勝ちとなり、金メダル確定となった瞬間、ガッツポーズで喜びを表したが、最後は畳に正座して一礼し、柔道の理念のひとつである「礼の精神」(礼節)を忘れなかった。

高藤直寿選手 (C)ORICON NewS inc.

高藤直寿選手 (C)ORICON NewS inc.

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 試合後のインタビューでは「本当に今までみんなに支えてもらってこの結果があると思います。コーチ、監督に迷惑かけてばっかりだったので結果を残せてよかったなと思ってます」と安堵の表情。延長戦の末に勝利とあり「豪快に勝つことができなかったが、これが僕の柔道です。金メダリストとして自分を磨きたいと思います」と頬を濡らしながら勝利をかみ締めた。

 柔道において礼は、「人と交わるにあたり、まずその人格を尊重し、これに敬意を表することに発し、人と人との交際をととのえ、社会秩序を保つ道であり、礼法は、この精神をあらわす作法である。精力善用・自他共栄を学ぶ柔道人は、内に礼の精神を深め、外に礼法を正しく守ることが肝要である」となっている。(講道館 公式サイトより)

 金メダル獲得で喜びつつも、最後は正座で一礼した高藤の姿にネット上では「高藤選手の畳を出る時の正座での一礼は感動した」「正座をしてお辞儀 心が洗われる瞬間です」「最後の正座と一礼までめちゃくちゃ綺麗で美しい」「最後正座してお辞儀されてる姿にぐっときました」「こういうのがスポーツマンとしてあるべき姿だと思う」などと感動する声が続々とあがっている。
 
 高藤は1993年5月30日生まれ、栃木県出身。2016年のリオデジャネイロ大会で銅メダルを獲得。

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  • 高藤直寿選手 (C)ORICON NewS inc.
  • 『東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会』エンブレム (C)Tokyo 2020

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