歌手で俳優の山下智久がメインキャストとして出演した大型国際連続ドラマ『THE HEAD』。このほど、日本語吹替版が完成し、21日からオンライン動画配信サービスHuluで、全6話まとめて配信されることが決定した。これに合わせて、山下は自身が演じる研究員Akiの英語せりふをすべて日本語に吹き替え。全編英語セリフに挑んだ撮影時から心機一転、今度は全編日本語せりふで役柄に向き合った山下からインタビューコメントが到着した。
今作は、エミー賞を受賞した世界的ヒットドラマ「HOMELAND/ホームランド」(※Hulu にて配信中)のエグゼクティブ・プロデューサーを務めたRan Tellem(ラン・テレム)製作総指揮のもと、さまざまな国の実力派キャストが集結。辺境の地にある南極の科学研究基地で展開する“震撼の極限心理サバイバル・スリラー”として現在、世界約60の国と地域で放送・配信されている。
さかのぼること2019年夏、日本人キャストはたった一人という環境の中、スペイン・テネリフェ島&アイスランドで行われたオール海外ロケに参加。今回の日本語吹替版アフレコでは、当時の記憶が鮮明によみがえってきたそうで「あの頃は、英語のせりふに感情を乗せる作業がすごく難しく、ただただ撮影についていくのに必死で…。今回アフレコをしながら、毎日もがきながら取り組んでいたこと、そんな僕を支えてくれたスタッフ・キャストの顔を思い出しました。たった3ヶ月のロケでしたけど、改めて“一生忘れられない夏”だったな、と思います」と感慨にひたる。
アフレコでは「英語で話している時は口も大きく動くし、表情も豊かになる。そこに、普通のテンションで日本語のせりふを乗せると、見ている人の中に違和感が生じてしまうんです。ディレクションを受け、テンションや声のトーンを調整しながら『あっ、よく吹替版の作品で聞いた感じだ!』って、楽しくなりました」と新たな発見もありながら、笑顔で振り返った。
今回、「自分自身に声を当てるのはほぼ初めての経験だったという山下は「終始不思議な感じ」と感想を語る。アフレコ中も、ディレクターからの指示を一つひとつ真摯に受け止め、秒単位の間合いや微かなトーンの調整を繰り返しながら、全力で挑む姿が印象的。本人も「すごく難しかったです…」と苦笑いしつつ、「実は英語のせりふで演じていた時も、僕自身はAkiの言葉や感情を日本語で解釈していたんです。今回日本語で改めて演じることで、気持ちの中にあったAkiをやっと出せたような気がします」と達成感をみせていた。
見どころは、ほかにも、幾重もの謎&巧妙な物語構成トラップ、それらを引き立てる絶妙な映像構成、そして壮大なロケーションなど。山下も「字幕を追っている時は見逃しがちな画力を感じていただきたいです。また、日本語に吹き替えることで、登場人物たちの言葉もダイレクトに皆さんに届くと思います」と、魅力を力強くアピールしている。
Huluでは山下のアフレコ時の様子やインタビュー映像も配信されるほか、今後も当時のメイキング映像の追加配信予定。
■山下智久インタビューコメント
――日本語吹替版のアフレコで、久々にAkiを演じましたが、いかがでしたか?
どのシーンも鮮明に覚えていたので、それだけ印象的な作品に参加させていただいたんだな、と改めて思いました。と同時に、撮影中の海外での生活もよみがえってきましたね。あの頃は、英語のセリフに感情を乗せる作業がすごく難しく、ただただ撮影についていくのに必死で…。今回アフレコをしながら、毎日もがきながら取り組んでいたこと、そんな僕を支えてくれたスタッフ・キャストの顔を思い出しました。たった3ヶ月のロケでしたけど、世界中に友達ができましたし、改めて“一生忘れられない夏”だったな、と思います。
――共演者の皆さんとは今でも連絡を取っていらっしゃるんですか?
クリスマスやニューイヤーなどのタイミングでメールを送り合ったり、グループチャットルームでみんなと会話したりしてます。ありがたいことに配信・放送される国や地域も広がっているので、そのたびに情報交換もしてるんですよ。撮影中、現地には一人で行っていたので、すごく大変でしたけど、飛び込んでよかった! 共演者のみんなともすごく強い絆が生まれましたし、自分自身も外国人の方と緊張せずにフラットに接する度胸がついて、いい経験をさせていただきました。
――オリジナル版ではずっと英語のセリフを話していらっしゃったので、日本語でアフレコをする山下さんを見て不思議な感じがしました。ご自身ではいかがでしたか?
自分自身に声を当てるのはほぼ初めての経験で、終始不思議な感じでした。台本と映像を見ながら話す時間をキッチリ合わせたり、もともと英語で話しているところに日本語を乗せる作業は、すごく難しかったです…。でも同時に、面白さもあって!吹替版のディレクターさんもおっしゃっていたんですけど、英語で話している時は口も大きく動くし、表情も豊かになる。そこに、普通のテンションで日本語のセリフを乗せると、見ている人の中に違和感が生じてしまうんです。ディレクションを受け、テンションや声のトーンを調整しながら『あっ、よく吹替版の作品で聞いた感じだ!』って、楽しくなりました(笑)
――アフレコをしていると、以前演じた時の感覚も戻ってくるものですか?
そうですね、これもちょっと不思議なんですけど…。実は英語のセリフで演じていた時も、僕自身はAkiの言葉や感情を日本語で解釈していたんです。今回日本語で改めて演じることで、気持ちの中にあったAkiをやっと出せたような気がします。
――日本語吹替版を楽しみにしていらっしゃる皆さんに、メッセージをお願いします。
今回は吹替版ということで、字幕を追っている時は見逃しがちな画力を感じていただきたいです。また、日本語に吹き替えることで、登場人物たちの言葉もダイレクトに皆さんに届くと思います。オリジナルを見てくださった方も、まだ一度も見てらっしゃらない方も、この機会に『THE HEAD』日本語吹替版を楽しんでいただけたら、うれしいです。
今作は、エミー賞を受賞した世界的ヒットドラマ「HOMELAND/ホームランド」(※Hulu にて配信中)のエグゼクティブ・プロデューサーを務めたRan Tellem(ラン・テレム)製作総指揮のもと、さまざまな国の実力派キャストが集結。辺境の地にある南極の科学研究基地で展開する“震撼の極限心理サバイバル・スリラー”として現在、世界約60の国と地域で放送・配信されている。
さかのぼること2019年夏、日本人キャストはたった一人という環境の中、スペイン・テネリフェ島&アイスランドで行われたオール海外ロケに参加。今回の日本語吹替版アフレコでは、当時の記憶が鮮明によみがえってきたそうで「あの頃は、英語のせりふに感情を乗せる作業がすごく難しく、ただただ撮影についていくのに必死で…。今回アフレコをしながら、毎日もがきながら取り組んでいたこと、そんな僕を支えてくれたスタッフ・キャストの顔を思い出しました。たった3ヶ月のロケでしたけど、改めて“一生忘れられない夏”だったな、と思います」と感慨にひたる。
アフレコでは「英語で話している時は口も大きく動くし、表情も豊かになる。そこに、普通のテンションで日本語のせりふを乗せると、見ている人の中に違和感が生じてしまうんです。ディレクションを受け、テンションや声のトーンを調整しながら『あっ、よく吹替版の作品で聞いた感じだ!』って、楽しくなりました」と新たな発見もありながら、笑顔で振り返った。
今回、「自分自身に声を当てるのはほぼ初めての経験だったという山下は「終始不思議な感じ」と感想を語る。アフレコ中も、ディレクターからの指示を一つひとつ真摯に受け止め、秒単位の間合いや微かなトーンの調整を繰り返しながら、全力で挑む姿が印象的。本人も「すごく難しかったです…」と苦笑いしつつ、「実は英語のせりふで演じていた時も、僕自身はAkiの言葉や感情を日本語で解釈していたんです。今回日本語で改めて演じることで、気持ちの中にあったAkiをやっと出せたような気がします」と達成感をみせていた。
見どころは、ほかにも、幾重もの謎&巧妙な物語構成トラップ、それらを引き立てる絶妙な映像構成、そして壮大なロケーションなど。山下も「字幕を追っている時は見逃しがちな画力を感じていただきたいです。また、日本語に吹き替えることで、登場人物たちの言葉もダイレクトに皆さんに届くと思います」と、魅力を力強くアピールしている。
Huluでは山下のアフレコ時の様子やインタビュー映像も配信されるほか、今後も当時のメイキング映像の追加配信予定。
■山下智久インタビューコメント
――日本語吹替版のアフレコで、久々にAkiを演じましたが、いかがでしたか?
どのシーンも鮮明に覚えていたので、それだけ印象的な作品に参加させていただいたんだな、と改めて思いました。と同時に、撮影中の海外での生活もよみがえってきましたね。あの頃は、英語のセリフに感情を乗せる作業がすごく難しく、ただただ撮影についていくのに必死で…。今回アフレコをしながら、毎日もがきながら取り組んでいたこと、そんな僕を支えてくれたスタッフ・キャストの顔を思い出しました。たった3ヶ月のロケでしたけど、世界中に友達ができましたし、改めて“一生忘れられない夏”だったな、と思います。
――共演者の皆さんとは今でも連絡を取っていらっしゃるんですか?
クリスマスやニューイヤーなどのタイミングでメールを送り合ったり、グループチャットルームでみんなと会話したりしてます。ありがたいことに配信・放送される国や地域も広がっているので、そのたびに情報交換もしてるんですよ。撮影中、現地には一人で行っていたので、すごく大変でしたけど、飛び込んでよかった! 共演者のみんなともすごく強い絆が生まれましたし、自分自身も外国人の方と緊張せずにフラットに接する度胸がついて、いい経験をさせていただきました。
――オリジナル版ではずっと英語のセリフを話していらっしゃったので、日本語でアフレコをする山下さんを見て不思議な感じがしました。ご自身ではいかがでしたか?
自分自身に声を当てるのはほぼ初めての経験で、終始不思議な感じでした。台本と映像を見ながら話す時間をキッチリ合わせたり、もともと英語で話しているところに日本語を乗せる作業は、すごく難しかったです…。でも同時に、面白さもあって!吹替版のディレクターさんもおっしゃっていたんですけど、英語で話している時は口も大きく動くし、表情も豊かになる。そこに、普通のテンションで日本語のセリフを乗せると、見ている人の中に違和感が生じてしまうんです。ディレクションを受け、テンションや声のトーンを調整しながら『あっ、よく吹替版の作品で聞いた感じだ!』って、楽しくなりました(笑)
――アフレコをしていると、以前演じた時の感覚も戻ってくるものですか?
そうですね、これもちょっと不思議なんですけど…。実は英語のセリフで演じていた時も、僕自身はAkiの言葉や感情を日本語で解釈していたんです。今回日本語で改めて演じることで、気持ちの中にあったAkiをやっと出せたような気がします。
――日本語吹替版を楽しみにしていらっしゃる皆さんに、メッセージをお願いします。
今回は吹替版ということで、字幕を追っている時は見逃しがちな画力を感じていただきたいです。また、日本語に吹き替えることで、登場人物たちの言葉もダイレクトに皆さんに届くと思います。オリジナルを見てくださった方も、まだ一度も見てらっしゃらない方も、この機会に『THE HEAD』日本語吹替版を楽しんでいただけたら、うれしいです。
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2021/07/21