人気アイドルグループ・日向坂46の小坂菜緒が19日、都内で行われた映画『ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜』（公開中）の公開記念舞台あいさつに出席した。

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　小坂が演じるのは、唯一の女子高校生テストジャンパーを担当した小林賀子。当時、女子スキージャンプが五輪種目になかったため、テストジャンパーとしてでも長野五輪に参加したいという思いを持った葛西賀子がモデルとなっている。

　この日は23年前の当時のテストジャンパー・西方仁也氏らからのサプライズメッセージ動画が上映された。それを観た小坂は「私自身、実在する方を演じるのが初めての経験だった。（当時のテストジャンパーの方が）現場に来てくださって当時のお話をしてくださったことをビデオ見ながら思い出すと感極まって泣いちゃいそうになった」と感激していた。

　また、同作のキャストと共演しての感想については「あまりご一緒する機会のない方々なのでどういう風に接したらいいんだろうなっていうのもあった」と不安だったことを明かしたが「その空気感に混ぜてくれるというかそういうのを作ってくださっていたので本当にこの期間も楽しかった。私こそここから離れるのがすごく寂しいなと感じてます」と心境を明かした。

　同作は1998年、長野冬季五輪のラージヒル団体で日本初の金メダルを獲得した岡部孝信、斎藤浩哉、原田雅彦、船木和喜の4選手を裏で支えたテストジャンパーにスポットを当てた実話を描いたものになっている。

　舞台あいさつにはそのほか、田中圭、土屋太鳳、山田裕貴、眞栄田郷敦、飯塚健監督も参加した。

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