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日本のクリエイターによるネトフリアニメ、完全新作3作品を発表

 Netflixは、米時間6月7日から11日まで開催されたオンラインイベント「Geeked Week」で、新たに完全新作アニメ3作品の制作を発表。今回発表となったのは、太田垣康男原作のSFアクション『MAKE MY DAY』、安達寛高(乙一)が脚本を担当するスペースホラーアニメ『exception』。そして日本を代表するアニメ監督イシグロキョウヘイが手掛ける、ウィル・スミス主演で映画化もされたハリウッド大作のスピンオフアニメ『Bright:Samurai Soul』だ。

Netflixアニメシリーズ『MAKE MY DAY』(原作:太田垣康男)ティザーアート

Netflixアニメシリーズ『MAKE MY DAY』(原作:太田垣康男)ティザーアート

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 なお、太田垣と安達の両氏に関しては、昨年2月にNetflixと新規作品の企画・制作におけるパートナーシップを発表以降、映像化されたことのない全く新しい“完全新作アニメ”の開発を丁寧に重ねてきたという。今回の両クリエイターが手がける2作品の制作発表は、昨年発表されたヤマザキマリ氏の代表作「テルマエ・ロマエ」を原作とした新アニメ『テルマエ・ロマエ ノヴァエ』に続く、Netflixが直接的にパートナーを組むクリエイターとの新作アニメとなる。

■太田垣康男原作、不毛な惑星で起きた壮大なSFアクション

 『機動戦士ガンダム サンダーボルト』や『MOONLIGHT MILE』などで知られる太田垣が描き下ろしたオリジナルストーリーによるアニメ『MAKE MY DAY』。メカデザインを担当するのは「マクロス」シリーズなどで高い人気を誇る河森正治と「DEVILMAN crybaby」の押山清高。『武器よさらば』などの作品を手掛けた本多真監督と株式会社5(五號影像有限公司)がタッグを組んだ、壮大なSFアクション作品。解禁された太田垣によるティザーアートには、地表に現れた謎の穴、そして上空に飛び回る飛行機が描かれており、もはや予測不可能だ。

■脚本・安達寛高 (乙一) ×キャラクターデザイン・天野喜孝による恐怖のスペースホラーアニメ

 小説家”乙一”として知られる安達による完全新作の物語をもとに、「ファイナ
ルファンタジー」シリーズなどで世界中で高い人気を誇る現代美術家の天野喜孝
がキャラクターデザインを手がける『exception』。サトウユーゾー監督のもと、株式会社タツノコプロ(BAKKEN RECORD)、株式会社5がタッグを組んで制作に
臨む。天野のキャラクターデザインを活かしたティザーアートでは、彼の独特なタッチで描かれている不気味な異形生物が、最高の恐怖体験をもたらしてくれそうだ。

■監督・イシグロキョウヘイが手掛けるハリウッド大作実写映画のスピンオフアニメ

 ハリウッド大作実写映画『ブライト』の世界観に基づく、幕末から明治の日本に舞台設定をしたスピンオフアニメ作品『Bright:Samurai Soul』が、Netflixアニメ映画として制作されることが決定。監督は、『四月は君の嘘』、『クジラの子らは砂上に歌う』、そして2021年公開のオリジナル映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』などの大ヒットアニメを手掛けたイシグロキョウヘイ。『進撃の巨人 The Final Season』『ゾンビランドサガ リベンジ』など数多くの作品でCG制作に携わったアレクトがアニメーション制作を担当。物語の主要キャラクターであるイゾウとライデンの戦う姿が描かれたティザーアートが解禁されている。激動の時代に巻き込まれ、一緒に旅をする浪人とオークに、いったいどんな運命が待っているだろうか。

【作品情報】

■Netflixアニメシリーズ『MAKE MY DAY』
 白鳥座の角にある氷と雪に覆われた不毛な惑星。地下の暗闇から突如として謎の生物が現れ、住民たちを襲い始める。明日が見えない恐怖の中で、人間たちは生き延びることができるのか?

原作:太田垣康男
監督:本多真
脚本:吉澤佑実子
メカデザイン:押山清高 / 河森正治
キャラクターデザイン:株式会社5
制作:株式会社5
Netflixタイトルページ:www.netflix.com/makemyday

■Netflixアニメシリーズ『exception』

 遠い未来、人類は地球を追われ、他銀河系への移住を余儀なくされていた。テラフォーミングの対象となっている惑星に先遣隊の宇宙船が到着し、生体3Dプリンターによって、メンバーが一人ひとり出力されていく。しかしその過程で思わぬ事故が起き、そのうちの一人の出力中に致命的エラーが発生してしまう。次々と引き起こされる予測のできない事態に先遣隊の面々は立ち向かうことになるが――。

原作・脚本:安達寛高(乙一)
監督:サトウユーゾー
キャラクターデザイン:天野喜孝
制作:株式会社タツノコプロ(BAKKEN RECORD) 、株式会社5
Netflixタイトルページ:www.netflix.com/exception

■Netflixアニメ映画『Bright: Samurai Soul』

 幕末から明治の狭間。長き江戸の時代は血が流れる代わりに光(ワンドが放つ力)をもって終わりを迎え、新しい時代に向けて変わり始めていた。そんな世界の中で、生きる目的を失った隻眼の浪人「イゾウ」と、人殺しに嫌気が差し、盗賊から足を洗おうとしているオーク「ライデン」の二人は、時を同じくして出会ったエルフの少女「ソーニャ」と彼女が持つ「ワンド」を、北にあるエルフの国に無事送るため、東海道を旅することになる。

 3人の行く手を阻むのは、森羅万象すべてを従える「ダークロード」の復活を目指して「ワンド」を手にしようとする謎の組織(インファーニ)。彼らは新政府も巻き込んでイゾウたちから「ワンド」を奪おうとする。京都から横浜までの東海道を舞台に、イゾウとライデンの「ワンド」を守る旅が始まる。

監督:イシグロキョウヘイ
脚本:横手美智子
キャラクターデザイン:山形厚史
アニメーション制作:アレクト
Netflixタイトルページ:www.netflix.com/brightsamuraisoul

関連写真

  • Netflixアニメシリーズ『MAKE MY DAY』(原作:太田垣康男)ティザーアート
  • Netflixアニメシリーズ『exception』(原作・脚本:安達寛高(乙一))ティザーアート
  • Netflixアニメ映画『Bright: Samurai Soul』(監督:イシグロキョウヘイ)ティザーアート

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