昨年から公開延期となっていた、俳優・伊藤淳史主演の映画『未来へのかたち』が5月7日から全国公開されることが決定し、その完成報告会見が15日、都内で開催された。出席したのは、メインキャストの伊藤、内山理名、吉岡秀隆、橋爪功と、大森研一監督。真ん中の席で「公開できないかもしれないという不安もあったんですが、この日を迎えられたことがうれしくて、感慨深いです」と語った伊藤。会見中も終始、真面目に話しをする中、突然、吉岡が笑い出すひと幕があった。 それは、伊藤と吉岡が兄弟役、その父役を橋爪が演じたことについて、伊藤が撮影現場での様子を交えながら思うところを語った後のこと。吉岡は「あんたえらいねぇ。100点だよね。でも、世の中の人はきっとチビノリダーと純が大きくなって、兄弟役をやっているって思っているから」と、自虐的にツッコミ。伊藤も「子役からずっとやっているからね」と笑い、吉岡も「兄弟役ができてとってもうれしかった」と話した。
2021/03/15