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山寺宏一、1作品で最大50役に苦笑い 戦闘員、吸血鬼、焚き火まで「30数年やってこれ」

 声優の山寺宏一(59)が、23日放送のテレビ朝日系バラエティー番組『林修の今でしょ!講座特別編 声優はスゴいんだ!!今、声優でしょ!3時間SP』(後6:45〜)に出演。これまで数多くのキャラクターを演じてきたが、過去に1作品で50役を担当したエピソードを明かした。

山寺宏一 (C)ORICON NewS inc.

山寺宏一 (C)ORICON NewS inc.

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 「1作品での最大は何役?」という質問に、声優歴6年の『アナと雪の女王』シリーズ・オラフ役などで知られる武内駿輔(23)は「1作品で15役くらい。通行人とかの全部ですけど、予算がない作品だといろんなものを1人でやらなくてはいけない」と説明。

 そんな中で声優歴30年を超える山寺は「短編の短いやつのアニメで、(1作品1人で)50役というのがありましたね」と明かすと、スタジオは「50!?」と驚きの声。

 山寺が1人50役を担当したのはアニメ『彼岸島X』(2016年〜2017年)。人間のキャラクターはもちろん、吸血鬼1、2、3と吸血鬼を演じ分け、さらに、犬、猫、生き物ではない焚き火も担当した。スタジオでは、そんなアニメを見ることになり、エンドロールでは「明 山寺宏一」「師匠 山寺宏一」「戦闘員1 山寺宏一」「戦闘員2 山寺宏一」「焚き火 山寺宏一」などと、“山寺宏一”だらけの文字が流れた。

 スタジオではゲストから驚きと笑い声が出る中、「なんでこれをやることになったのですか?」の質問に、山寺は「経費削減…。若手がいっぱいやれ!というのはわかるのですが、(声優業)30数年やってこれですから!」と苦笑いしていた。

 スタジオには声優代表として、山寺や武内のほか、石川由依小野友樹梶裕貴潘めぐみ三森すずこ森久保祥太郎諸星すみれが出演した。

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