NHKで昨年1月19日から放送されてきた大河ドラマ『麒麟がくる』が、きのう7日に最終回(第44回)を迎え、「本能寺の変」が描かれた。SNSでは「明智光秀のイメージが変わりました」といったコメントも多数見られ、“新しい光秀”、そして“新しい信長”を描くという所期の狙いは達成されたのではないだろうか。 平和な世に現れるという伝説の生き物“麒麟”。戦国時代末期、戦が絶えず混迷する世の中を必至に生きていた明智十兵衛光秀(長谷川博己)が、麒麟を呼ぶにはどうしたらいいか、麒麟を呼べる人は誰か、を問い続け、追いかけてきた物語。
2021/02/08