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松本潤、2023年大河ドラマの主役に決定 『どうする家康』脚本は古沢良太氏

 NHKは19日、2023年に放送予定の大河ドラマ(第62作)のタイトル『どうする家康』、主演を松本潤が務めることを発表した。松本は、大河ドラマ初出演。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描くのは、『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなどの古沢良太氏。初めて大河ドラマを担当する。

2023年大河ドラマ『どうする家康』の主演に決定した松本潤

2023年大河ドラマ『どうする家康』の主演に決定した松本潤

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 NHKの公式サイト内に掲載されたコメントによると、松本は「初めに聞いた時はビックリしました。自分に大河のオファーが!? しかも誰もが知っている、あの家康を!? 脚本が僕も大好きな古沢良太さん!!」と、喜びを感じつつも、「初めにこの話を聞いたのは昨年の11月。として2020年いっぱいまでは走り切りたいと思ってた僕は、これだけの大きな事を決める事はできないと思い、結論を待って頂きました」と、明かしている。

 年が明けてから改めて考えた上で、「嵐という船を一度降りて、新たな冒険の先を見つけようとしている僕にとってこんなに大きな挑戦はありません。また次に、心血を注いでみんなとモノづくりができるなら、この大きな挑戦をしてみたい」と決断。

 「古沢さんの考える家康像はとても斬新です。今までとは違う新たな家康を一緒に作っていけたらと思っています。そして乱世に振り回されながら、必死に生き抜き戦国の世を平定させた人物を熱く演じられたらと思います」と意気込みを伝えている。

 松本のコメントにもあるように、タイトルからして斬新な『どうする家康』を手掛ける古沢氏は、戦国の三英傑の中でも「信長や秀吉に比べてなぜか人気がないような。ずるがしこく立ち回ったあげく棚ぼたで天下が転がり込んできたイメージだから? しかしそれこそが、私が家康に惹かれる理由です」と、主人公に選んだ理由を述べている。

 「カリスマでも天才でもなく、天下取りのロマンあふれる野心家でもない、ひとりの弱く繊細な若者が、ただ大名の子に生まれついた宿命ゆえに、いやが応にも心に鎧をまとわされ、必死に悩み、もがき、すべって転んで、半ベソをかきながらモンスターたちに食らいつき、個性的な仲間たちとともに命からがら乱世を生き延びてゆく。それこそ誰もが共感しうる現代的なヒーローなのではないか」(古沢氏)

 国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代は、今川家の人質として、ひっそりと生涯を終えると思っていた。しかし、三河(みかわ)武士の熱意に動かされ、弱小国の主(あるじ)として生きる運命を受け入れ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する乱世に飛び込む。豊臣秀吉、黒田官兵衛、真田昌幸、石田三成と次々と現れる強者(つわもの)たちと対峙して、死ぬか生きるか大ピンチをいくつも乗り越え、最終的に乱世を終わらせた。

 古沢氏は「人生は、正解のない決断を『どうする?』と迫られることの連続でしょう?」と、提案したといい、「どうする?」と迫られてばかりの家康の生涯を「ハラハラドキドキ、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテインメント」として描く。

 主演の松本の起用についても「華やかさと親しみやすさを持ち合わせ、私の描きたい主人公像『ナイーブで頼りないプリンス』にまさにピッタリ」と、太鼓判を押している。

 なお、現在放送中の『麒麟がくる』では徳川家康役を同じ事務所に所属する風間俊介が演じている。

■最近のNHK大河ドラマと主演俳優・女優
・2022年『鎌倉殿の13人』小栗旬
・2021年『青天を衝け』吉沢亮
・2020年『麒麟がくる』長谷川博己
・2019年『いだてん〜東京オリムピック噺〜』中村勘九郎/阿部サダヲ
・2018年『西郷どん』鈴木亮平
・2017年『おんな城主直虎』柴咲コウ
・2016年『真田丸』堺雅人
・2015年『花燃ゆ』井上真央
・2014年『軍師官兵衛』岡田准一
・2013年『八重の桜』綾瀬はるか
・2012年『平清盛』松山ケンイチ
・2011年『江〜姫たちの戦国〜』上野樹里
・2010年『龍馬伝』福山雅治

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