11月19日に発売した長編小説『オルタネート』(新潮社)が、第164回直木三十五賞」の候補作品に選出された人気グループ・NEWSの加藤シゲアキ(33)。候補選出を受け、都内で会見を開いた加藤は、2012年1月に『ピンクとグレー』で作家デビューしたが「ジャニーズ事務所だからデビュー作を書かせていただけた」と、ずっとどこかに“引け目”を感じていた胸の内を語ってくれた。 同作でデビューした加藤は、それ以降『閃光スクランブル』、『Burn.-バーン-』、『傘をもたない蟻たちは』、『チュベローズで待ってる(AGE22・AGE32)』とヒット作を生み出し続け、今年3月には初のエッセイ集『出来ることならスティードで』を刊行。新作の『オルタネート』では、「高校生の恋愛」と「マッチングアプリ」のかけ合わせに挑戦した。
2020/12/18