NHKで30日より放送開始となる連続テレビ小説第103作『おちょやん』(月〜土 前8:00 総合/前 7:30 BS4K・BSプレミアム※土曜日は1週間の振り返り)。本作は、大正から昭和にかけて活躍し、「大阪のお母さん」として親しまれ、上方女優の代名詞とも言われた浪花千栄子さんをモデルに、『半沢直樹』(2013年)などの脚本家・八津弘幸氏がオリジナルで描く。 大阪の南河内の貧しい家に生まれた千代は、幼い頃に母を亡くし、父と弟の三人暮らし。小学校にも満足に通えなかったが、口が達者で機転がきく少女だった。9歳のとき、女中奉公に出された道頓堀で、芝居の世界に出会い、いっぺんにその魅力にとりつかれる。やがて千代は奉公先を飛び出して京都へ向かい、女優の道へ飛び込んでいく――。
2020/11/29