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Sexy Zone、“活動再開”松島聡へ想いあふれる マリウス葉「聡ちゃんが幸せならそれでいい」

 人気グループ・Sexy Zoneが27日放送の『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(深夜1:05)に出演。今年デビュー10年目に突入し、一見するとアイドルの“エリート街道”を順風満帆に歩んできたと見られる彼らだが、メンバーそれぞれ、胸の内に葛藤を抱いていた。そんな『Sexy Zone 〜結成9年目の葛藤〜』特集第2弾では、病気療養のため活動休止していた松島聡への本音、グループ内でも“ふまけん”コンビとして親しまれる菊池風磨中島健人が語る互いへの想いも語られる。

『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』に出演するSexy Zone (C)フジテレビ

『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』に出演するSexy Zone (C)フジテレビ

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 今年はコロナ禍により、全国コンサートツアーが中止を余儀なくされ、活動の場を奪われた。しかし、菊池がバラエティー番組で活躍するなど、メンバーは個人での仕事の幅を広げるため、さまざまな事に挑戦してきた。

 グループの年長組、中島と菊池は1週間違いで入所した関係で、ジャニーズJr.時代も歌唱力の高さと華のあるビジュアルで、シンメトリーを組んで歌を披露することが多かった。デビュー前にも関わらず“ふまけん”と呼ばれて人気を博した2人は、かつては考え方、表現方法の違いから反目し合った時期もあった。デビュー10年目の今、ふたりは何を思うのか。

 中島は菊池について「12年も一緒にいるので、嫌いになる事もあったし、好きになる事もあったし、どうでもいいと思う事もあった。それでも隣にいるのはアイツだった」「今、菊池はバラエティーの仕事も多くて、良い道を歩んでいるなと思う。格好つけなくなっているところがすごく好き」と話す一方、菊池は「中島はポイントゲッター、シューターだからうまくパスを回し、円滑にしていくのが自分の役目。それは強く思いますね」と互いを認め合い、尊重し、そして共に闘っていく覚悟がふたりにはあった。

 グループのムードメーカー・松島が、病気療養のため活動を休止するなか、メンバーは胸の内で松島の復帰を望みながら4人での活動を続けていた。マリウス葉は「良くなって欲しい。たとえ戻って来ないとしても、聡ちゃんが幸せならそれでいい」と願う。菊池は「なんとか幸せでいてくれって気持ち。もちろん5人がいいけど、5人でやりたいから戻って来てくれとは言えない」と、メンバーである以前に人としての松島が大事と考える、切なる想いを吐露した。

 そして今年8月、およそ1年9ヶ月の休止を経て、松島が活動を再開。復帰後初めての仕事に取り組む松島を、メンバーは以前と変わらない空気で迎えた。それが彼らなりの答えだった。その後、佐藤勝利は自らがパーソナリティーを務めるラジオ番組で松島の復帰を発表した。「2年弱は心配をかけちゃったんですけど…聡くんがメンバーでいることが僕らにとって当たり前というか…これからSexy Zoneの真の姿を見せていきます」と涙で言葉をつまらせた。松島の前ではいつものように振る舞った佐藤だが、1人で語る場では感情があふれた。

 やがて5人の活動が本格的にスタートする。650日ぶり、音楽特番でのパフォーマンスに5人のSexy Zoneが向かって行く。

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