女優の篠原ゆき子と倉科カナが18日、都内で行われた映画『女たち』(来春公開)クランクアップミニ会見に出席した。本作の役作りで40センチほどの髪の毛を切った倉科は「役柄にどれだけ近づけるかが大事。切ることにまったく抵抗はなかったです。見た目でできることならやります」と、役者としてできることをまっとうしただけと語った。 本作は、とある山あいの小さな町を舞台に「壊れゆく女たち」の姿を描いた作品。主人公の美咲(篠原)は40歳を目の前にした独身女性で、夫の自死を受け入れられない母・美津子(高畑淳子)と暮らしていた。倉科は、美咲が唯一心のよりどころとしている親友・香織を演じるが、彼女もまた人知れず心に深い闇を抱え、精神を患っているという役どころだ。
2020/10/18