東京2020オリンピック(2020年夏の開催日程から1年延期)から正式種目となり、スポーツとしても注目をあびているスケートボード。ストリートカルチャーとして、ファッションや音楽とも密接に結びつき、スケーターを通してリアルな若者の姿を描いた映画も数多く生み出されてきた。 伝説のスケボーチーム“Z-BOYS”の友情と別れを描いた実話をもとにした『ロード・オブ・ドッグタウン』(2005年)、スケーター達が集まるパラノイドパークを舞台に、スケボー少年が起こした事件をとおして思春期の少年の内面を繊細にうつした『パラノイドパーク』(07年)など、スケートボードというと“男子の遊び”のイメージもあったが、近年は“スケボー女子”も注目されている。
2020/08/12