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2004年に『蹴りたい背中』で芥川賞を受賞した綿矢りさ氏の小説『私をくいとめて』が、女優で創作あーちすと・のんと俳優・林遣都の初共演で実写映画化されることが22日、発表された。31歳のおひとりさまヒロイン・のんが、林演じる年下営業マンに恋をする“崖っぷち”ロマンスが描かれる。今冬公開予定。 のんが演じるのは、独身生活が板についてきた黒田みつ子。彼女がひとりでも楽しく生活できる理由は、脳内に相談役「A」がいること。何かに迷ったとき「A」はいつも正しい答えを導き出す。独身生活が続くと思っていたある日、みつ子は、年下営業マン・多田くん(林)に恋をしてしまう。両思いだと信じて、ひとりの生活に慣れたみつ子は、20代のころのように勇敢になれない自分に戸惑いながら、一歩前へ踏み出していく。

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  • 映画『私をくいとめて』で共演する(左から)のん、林遣都(C)2020『私をくいとめて』製作委員会
  • 映画『私をくいとめて』みつ子のティザービジュアル(C)2020『私をくいとめて』製作委員会
  • 映画『私をくいとめて』多田くんのティザービジュアル(C)2020『私をくいとめて』製作委員会
  • 『私をくいとめて』の原作書影(C)2020『私をくいとめて』製作委員会

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