新型コロナウイルスに感染している脚本家・俳優の宮藤官九郎（49）が所属する大人計画は2日、公式サイトを更新。宮藤がギターを担当するロックバンド・グループ魂が、3月22日に密集状態のライブハウスでMVの撮影をしたと報じられたことについて説明した。

　報道では、グループ魂が3月22日にミュージックビデオの撮影を、都内のライブハウスで行っていたことや、人気バンドの参加、会場内に多くのエキストラを入れ、密集状態だったなどとと伝えていた。

　大人計画のサイトでは「一部報道にある、弊社所属アーティスト、グループ魂のMV撮影に関してご報告させていただきます」とし「MVの撮影は3月22日に行われましたが、宮藤の発症前の撮影であったため、出演者とスタッフに関しては宮藤の濃厚接触者にはあたらず、感染の心配はないと、保健所の見解を頂いております」と説明。

　「重ねて、3月24日以前にお会いした方々への感染の可能性はないと御判断頂いております」と伝え「MV撮影にご参加いただいた皆様には、すでに個別にその旨をお知らせしております。皆様には、ご不安を与えてしまい、大変申し訳ございません」と謝罪した。

　宮藤自身については「只今順調に治療を進めております」と明かし、今後も「保健所のご指導の元、他メンバー並びにスタッフに関しましても、感染拡大防止措置を講じて参ります。引き続き、何卒宜しくお願い致します」と呼びかけている。

　宮藤の新型コロナウイルス感染は3月31日に大人計画がサイトで発表した。