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笑福亭鶴瓶、ドラマ共演の生田斗真にクレーム「現場ではほとんど台本を見ない」

 お笑い芸人の笑福亭鶴瓶と俳優の生田斗真が19日、都内で行われたテレビ東京開局55周年特別企画SPドラマ『アメリカに負けなかった男〜バカヤロー総理 吉田茂〜』囲み取材に参加した。鶴瓶が主演として吉田茂総理役、生田がその右腕・白洲次郎役としてドラマ初共演となった同作。撮影を振り返り鶴瓶は「この人をしかりたいんですけど、現場ではほとんど台本を見ないんです。こっちはずっと見てるのに。どこで入ってるのか知らんけど(せりふを)入れてるんです」と嘆いた。

テレビ東京開局55周年特別企画SPドラマ『アメリカに負けなかった男〜バカヤロー総理 吉田茂〜』囲み取材に参加した(左から)生田斗真、笑福亭鶴瓶、新木優子 (C)ORICON NewS inc.

テレビ東京開局55周年特別企画SPドラマ『アメリカに負けなかった男〜バカヤロー総理 吉田茂〜』囲み取材に参加した(左から)生田斗真、笑福亭鶴瓶、新木優子 (C)ORICON NewS inc.

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 さらに鶴瓶は「英語もこっちもぺら〜っとやったんですけど、この人(生田)はペラペラペラや。外国人ちゃうかな?それくらいしゃべります」と褒め倒し、「監督は褒めてくれたけどバカにされてるのでは…」と疑いの眼差し。一方で生田は「俳優・笑福亭鶴瓶に会いたいと、このドラマに参加した」と語り、「いつもの鶴瓶さんから、カメラが回ると吉田茂が乗り移ったのではと錯覚するほどの別人格の鶴瓶さんがいて、置いていかれそうになる」とその演技力に脱帽した。

 なかでも山場となるサンフランシスコ講和条約の試し読みシーンでは、生田いわく「台本ではただ『試し読み』すると書かれているんですけど鶴瓶さんが号泣しながら読まれて、現場の空気はガラッと変わった」そうで、鶴瓶も「読んでいたら泣けた。日本がこれから独立するんだ、という想いがあったんでしょうね。カットかかってもうう、ってなって。あんなんほんまに初めて。カメラさんも照明さんも泣いてたね」というほどの熱演をみせた。

 共演の新木優子は「生田さんは白洲次郎だった。白洲次郎さんは日本で初めてジーンズを履かれたことで有名なんですけど、初めてジーンズを履かれた人ってくらいすごく似合ってる」と生田を絶賛。鶴瓶から「ジーニストもらたん?」と聞かれた生田は「一度ももらってない!」ときっぱり。「今年もらえると思うよ」と鶴瓶に推薦され、生田は「ハードルあげるのやめて」とタジタジだった。

 同ドラマは戦後、アメリカを中心とした連合国軍に占領された日本で独立・復興のために強力なリーダーシップをもって尽力した総理大臣・吉田茂の姿を描く。吉田の娘・麻生和子役の新木は鶴瓶を“パパ呼び”。「パパと呼ばせていただくのが当たり前になった」とうれしげな新木に鶴瓶は「終わってからもパパって呼んでね」とお願いしていた。

 2月24日午後9時から放送。

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  • テレビ東京開局55周年特別企画SPドラマ『アメリカに負けなかった男〜バカヤロー総理 吉田茂〜』囲み取材に参加した生田斗真 (C)ORICON NewS inc.
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